PFAS(PFOS, PFOA, PFHxS等)分析用試薬
有機ふっ素化合物 (PFCs/PFAS) であるペルフルオロオクタンスルホン酸 (パーフルオロオクタンスルホン酸、PFOS) やペルフルオロオクタン酸 (パーフルオロオクタン酸 、PFOA) は環境中で分解されにくく、高い蓄積性も有するため、「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約 (POPs条約)※1」を始めとして、国内外でさまざまな規制の対象となっています。国内ではPFOA、PFOSが水道水質基準における水道基準項目、PFHxSをはじめとする8種のPFAS※2が要検討項目に設定されています。
当社では環境中のPFAS分析に使用できる、前処理カラム、溶媒、標準品等を取り揃えています。
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PFOS (PerFluoroOctaneSulfonic acid) -
PFOA (PerFluoroOctanoic Acid) -
PFHxS (PerFluoroHexaneSulfonic acid)
※1 POPs条約
毒性が強く、難分解性、生物蓄積性、長距離移動性、人の健康又は環境への悪影響を有する化学物質のことを残留性有機汚染物質 (Persistent Organic Pollutants;POPs) と呼び、POPsの製造及び使用の廃絶・制限、排出の削減、これらの物質を含む廃棄物等の適正処理等を規定している条約です。
条約を締結している加盟国は、対象となっている物質について、各国がそれぞれ条約を担保できるように国内の諸法令で規制することになっています。
※2 PFBA, PFPeA, PFHxA, PFHpA, PFNA, PFBS, PFHxS, GenX (HFPO-DA)
当社ではPFAS分析試薬に関するお悩みを解決するためにWEB面談を実施しております。
詳細は下記ボタンからご覧ください。
各PFAS分析用試薬の情報は下記のボタンからご覧ください。
PFAS分析用混合標準液
当社では、水道水質基準における水質基準項目に設定されているPFOA、PFOSの分析に使用可能な3種有機ふっ素化合物混合標準液[認証標準物質]をはじめとする各種PFAS分析用混合標準液を取り揃えております。
特長
✔ 水道水質基準告示法に使用可能
✔ 直鎖体(酸)の濃度を保証した混合標準液
✔ 3種有機ふっ素化合物混合標準液はASNITE認定に基づく認証書を添付
| コードNo. | 製品名 | 容量 |
|---|---|---|
| 167-29881 | 3種有機ふっ素化合物混合標準液 (各2 μg/mL メタノール溶液) [認証標準物質] | 1 mL x 5A |
| 163-29861 | 26種有機ふっ素化合物混合標準液 (各2 μg/mL) | 1 mL x 5A |
| 169-29123 | 3種有機ふっ素化合物混合内部標準液 (PFHxS-13C6,PFOS-13C8,PFOA-13C8各2 μg/mL メタノール溶液) |
1 mL |
| 163-29121 | 1 mL x 5A | |
| 166-29851 | 7種有機ふっ素化合物混合内部標準液 (PFBS-13C4,PFBA-13C4,PFPeA-13C5,PFHxA-13C6,PFHpA-13C7,PFNA-13C6,GenX-13C3各2 μg/mL メタノール溶液) |
1 mL |
| 166-29851 | 1 mL x 5A |
混合標準液の組成情報
混合内部標準液の組成情報
| 成分名 | 略称 | 炭素鎖数 | 3種PFAS混合内部標準液 | 7種PFAS混合内部標準液 |
|---|---|---|---|---|
| Perfluorobutanesulfonic Acid-13C4 | PFBS-13C4 | 4 | - | 〇 |
| Perfluorohexanesulfonic Acid-13C6 | PFHxS-13C6 | 6 | 〇 | - |
| Perfluorooctanesulfonic Acid-13C8 | PFOS-13C8 | 8 | 〇 | - |
| Perfluorobutanoic Acid-13C4 | PFBA-13C4 | 4 | - | 〇 |
| Perfluoropentanoic Acid-13C5 | PFPeA-13C5 | 5 | - | 〇 |
| Perfluorohexanoic Acid-13C6 | PFHxA-13C6 | 6 | - | 〇 |
| Perfluoroheptanoic Acid-13C7 | PFHpA-13C7 | 7 | - | 〇 |
| Perfluorooctanoic Acid-13C8 | PFOA-13C8 | 8 | 〇 | - |
| Perfluorononanoic Acid-13C6 | PFNA-13C6 | 9 | - | 〇 |
| Perfluoro(2-methyl-3-oxahexanoic) Acid-13C3 | HFPO-DA-13C3 (GenX) | - | - | 〇 |
PFAS分析用溶媒
当社では、PFASの含量を保証したPFAS分析用溶媒を販売しております。 本製品は、PFAS分析の前処理や器具洗浄に最適です。
特長
✔ 水道水質基準における水質基準項目※1および要検討項目※2に設定されている10種PFASの低含量を保証
✔ PFAS分析の前処理や器具洗浄に最適
✔ HPLC用規格の保証項目を保証
※1 水質基準項目 :PFOA, PFOS
※2 要検討項目 :PFBA, PFPeA, PFHxA, PFHpA, PFNA, PFBS, PFHxS, GenX (HFPO-DA)
製品規格例:超純水
| 試験項目 | 規格値 |
|---|---|
| 外観 | 無色澄明の液体 |
| 密度 (20℃) | 0.997~0.999 g/mL |
| 屈折率nD20 | 1.332~1.334 |
| 吸光度 (210~400 nm) | 0.01以下 |
| 不揮発物 | 5 ppm以下 |
| pH (25℃) | 5.0~7.5 |
| 過酸化物 (H2O2として) | 0.5 ppm以下 |
| 過マンガン酸還元性物質 | 試験適合 |
| 蛍光試験 | 試験適合 |
| 全有機炭素(TOC) | 4 ppb以下 |
| PFBS含量 | 1 ng/L以下 |
| PFHxS含量 | 1 ng/L以下 |
| PFOS含量 | 1 ng/L以下 |
| PFBA含量 | 1 ng/L以下 |
| PFPeA含量 | 1 ng/L以下 |
| PFHxA含量 | 1 ng/L以下 |
| PFHpA含量 | 1 ng/L以下 |
| PFOA含量 | 1 ng/L以下 |
| PFNA含量 | 1 ng/L以下 |
| GenX含量 | 1 ng/L以下 |
Presep® PFAS
Presep® PFASは、ジビニルベンゼン−ポリメタクリレート系ポリマーに陰イオン交換基を導入した充てん剤を用いた固相抽出カラムです。ペルフルオロオクタンスルホン酸 (PFOS)、ペルフルオロオクタン酸 (PFOA) をはじめとするペルフルオロアルキル化合物 (PFAS) の回収が可能です。
従来の逆相カラムでは回収が困難とされてきた炭素鎖の短いPFAS から炭素鎖の長いPFAS まで幅広く、高い回収率が期待できる製品です。
特長
✔ 炭素鎖の短いPFASから長いPFAS まで幅広く、高率で回収可能!
✔ ジビニルベンゼン−ポリメタクリレート系ポリマーに陰イオン交換基を導入した充てん剤を使用!
✔ 高流量 (最大10 mL/min.) で水道水質基準における水質基準項目※1および要検討項目※2に設定されている10種PFASの回収が可能!
✔ 水道法対応製品
※1 水質基準項目 :PFOA, PFOS
※2 要検討項目 :PFBA, PFPeA, PFHxA, PFHpA, PFNA, PFBS, PFHxS, GenX (HFPO-DA)
Presep®ーC PFASの水道水を対象とした10種PFASの添加回収試験
✔ 内部標準液の定容の際に添加することで充てん剤の性能を評価!
✔ 一般的なミックスモードカラムで回収が難しいPFASも回収可能!


| 成分名・回収率 (Presep® PFAS/A社のミックスモードカラム)※1-3 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| C4-PFBA | ・80/109 | C5-PFPeA | ・106/106 | C6-PFHxA | ・94/90 | C7-PFHpA | ・88/96 | C8-PFOA | ・96/98 |
| C9-PFNA | ・98/96 | C10-PFDA | ・84/83 | C11-PFUnDA | ・84/84 | C12-PFDoDA | ・78/77 | C13-PFTrDA | ・66/65 |
| C14-PFTeDA | ・71/74 | C16-PFHxDA | ・72/77 | C18-PFODA | ・57/57 | C4-PFBS | ・94/92 | C5-PFPeS | ・94/91 |
| C6-PFHxS | ・103/94 | C7-PFHpS | ・100/102 | C8-PFOS | ・97/99 | C10-PFDS | ・86/89 | C6-4:2 FTS | ・107/101 |
| C8-6:2 FTS | ・99/97 | C10-8:2 FTS | ・83/84 | C8-PFOSA | ・81/13 | C8-N-MeFOSA | ・0/0 | C8-N-EtFOSAA | ・75/71 |
| GenX | ・97/88 | PFMPA | ・78/74 | PFMBA | ・99/94 | PFEESA | ・92/78 | C10-8:2 FTUCA | ・80/53 |
※1 水道水質基準対象のPFASについては赤字で示しています。
※2 本データは分析例であり製品を保証するものではありません。
※3 小数点以下切り捨て。
Presep®-C Agri-II (Short)
Presep®-C Agri-II (Short)を使用したPFOA・PFOSの添加回収試験※1
固相抽出条件※2
サンプル
超純水 :PFAS分析用
標準液 :PFOS・PFOA混合液 (PFOS:直鎖として78 μg/L, PFOA:100 μg/L)
内部標準液:13C-PFOS・13C-PFOA混合液 (PFOS:100 μg/L, PFOA : 100 μg/L)

LC/MS/MS条件
Column :Wakopak® Ultra C18-3 2.0 mm×150 mm
Eluent :A)10 mM CH3COONH4 in H2O
B)CH3CN
LC/MS/MS:Prominence LC-20ADXR / LCMS 8030 plus (島津製作所社製)
Gradient:
| Time (min) | B conc. (%) |
|---|---|
| 0-1 | 25 |
| 1-26 | 25-100 |
| 26-30 | 100 |
| 30-30.01 | 100-25 |
| 30.01-35 | 25 |
測定結果
クロマトグラム

回収結果
| 検出イオン | 回収率 | ||
|---|---|---|---|
| Precursor | Product | ||
| PFOS | 498.8 | 80.0 | 100.9% |
| PFOA | 412.9 | 169.1 | 95.0% |
※1 本データは分析例であり、製品を保証するものではありません。
※2 本法は2020年3月30日改訂の水質管理目標設定項目の検査方法を参考に条件を設定しています。
ガラスチップ装着可能ピペット「ITピペット Gシリーズ」

水質管理目標設定項目の検査方法において、PFOS、PFOA分析を行う際には「全ての操作において、標準液及び試料と触れる部分にポリテトラフルオロエチレンが使用されている容器を用いないこと。」とされています。
ITピペット Gシリーズは、ETFE、気化排気口を導入することにより、耐薬品性を高めた、酸、有機溶剤、アルカリ等のサンプルが計量可能なピペットです。専用アダプターを装着することでガラスチップを使用することができます。
詳細はこちら
| メーカーコード | 容量 | 精度 |
|---|---|---|
| G-200N | 最小 20 μL | ±1.5% |
| 最大 200 μL | ±0.8% | |
| G-1000N | 最小 200 μL | ±1.5% |
| 最大 1000 μL | ±0.5% | |
| G-5000N | 最小 1000 μL | ±1.5% |
| 最大 5000 μL | ±0.5% | |
| G-10000N | 最小 2000 μL | ±1.5% |
| 最大 10000 μL | ±0.5% |
【本サイト掲載情報について】
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。









