ナノ分散液

金属ナノ粒子は表面プラズモン吸収を示し、通常とは異なる色を示す興味深い特長があります。例えば金ナノ粒子の分散液は粒子径にもよりますが赤色を呈します。 電子材料や医薬品分野での応用も進んでいます。銀ナノ粒子の分散液はバルク金属と比較して融点が下がるので、導電性インクとして金属配線を描画した後、低温焼成が可能となります。白金ナノ粒子は主に触媒として用いられており、比表面積がバルク品より大きいので、少量で高い活性を示します。
その他、パラジウム、ロジウム、ルテニウム、イリジウム、酸化タングステン、酸化亜鉛などのナノ粒子もご紹介しています。