siyaku blog

- 研究の最前線、テクニカルレポート、実験のコツなどを幅広く紹介します。 -

分析

アレルゲン管理に対するATP + ADP + AMPふき取り検査(A3法)の活用

本記事は、キッコーマンバイオケミファ株式会社 企画開発部 企画開発グループ 志賀 和樹様が執筆したものです。

近年、食品製造において、アレルゲンの管理は、原材料情報による適切な表示の作成はもちろんのこと、アレルゲン混入を防ぐための工程管理も重要である。 例えば、平成26年10月14日には、厚生労働省から出された指針「食品等事業者が実施すべき管理運営基準に関する指針(ガイドライン)」において「原料として使用していないアレルギー物質が製造工程において混入しないよう措置を講ずること」と明記された。また、国際的に...

培養 ライフサイエンス 総説

【総説】細胞内に発現する miRNA を検知し、目的の細胞を選別する RNA スイッチ™ 技術

本記事は、和光純薬時報 Vol.88 No.1(2020年1月号)において、株式会社 aceRNA Technologies 進 照夫に執筆いただいたものです。

京都大学 iPS 細胞研究所の齊藤博英教授らが発明した「RNA スイッチ™」技術は、細胞内に存在し、生命現象の様々な作用機序を制御すると言われている miRNA(マイクロ RNA)を検知して、細胞の遺伝子発現を制御することを可能とします。細胞内の miRNA の活性状態を細胞が生きたまま識別できることが大きな特徴の 1 つであり、この技術により判明した細胞種特異的な活性 miRNA に対応する R...

合成・材料 総説

【総説】光塩基発生剤を用いた UV アニオン硬化

本記事は、和光純薬時報 Vol.88 No.1(2020年1月号)において、富士フイルム和光純薬株式会社 機能性材料研究所 酒井 信彦が執筆したものです。

光開始剤は、光照射によってさまざまな活性種が発生する化合物群の総称であり、塗料、インキ、接着剤、フォトレジストなど、さまざまな分野で活用されている。光開始剤は発生する活性種によって、①光ラジカル発生剤、②光酸発生剤、③光塩基発生剤(本稿では Photo Base Generator、以下 PBGと省略)に大別される。これらの活性種を用いた UV 硬化のうち、UV ラジカル硬化と UV カチオン硬化...

合成・材料 ライフサイエンス 連載

【連載】ペプチド医薬合成基礎講座 「第4回 環状ペプチド合成の新潮流」

本記事は、和光純薬時報 Vol.88 No.1(2020年1月号)において、サイエンスライター 佐藤 健太郎 様に執筆いただいたものです。

本連載の第1回で述べた通り、ペプチド医薬の可能性が改めて注目されている。低分子合成医薬は低コストかつ経口投与が可能であるなど多くの利点を持つが、昨今行き詰まりを指摘されている。また抗体医薬をはじめとしたバイオ医薬は製造コストが高くつき、経口投与は不可能である上、巨大分子であるタンパク質は細胞内に入り込めないことなどから、適用可能な疾患は限られている。ペプチド医薬が期待されるのは、この両者の「いいと...

分析 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】QTOF を用いた水質 LC-MS/MS 対象農薬の一斉分析(水道法 水質管理目標設定項目 別添方法 20 の 2)

本記事は、和光純薬時報 Vol.88 No.1(2020年1月号)において、SCIEX アプリケーションサポート部 秋山 愛子様、会田 祐司様に執筆いただいたものです。

水道水の安全管理のため、多種多様な検査が日々実施されている。その中には、水道法による水質基準を始め、水質管理上留意すべき項目として水質管理目標設定項目、さらには毒性評価が定まらない物質や水道水中での検出実態が明らかでない項目が要検討項目と位置づけられている。 水質管理目標設定項目として測定・評価されている農薬類(水質管理目標設定項目15)のうち、固相抽出による前処理後に GC-MS や LC-MS...

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