【テクニカルレポート】 RiboNAT™ 迅速無菌試験について
本記事は、和光純薬時報 Vol.94 No.3(2026年7月号)において、富士フイルム和光純薬株式会社 バイオ技術センター 山本 陽太郎 が執筆したものです。
近年、再生医療等製品やバイオ医薬品の発展に伴い、無菌試験の迅速化と信頼性向上への要求が高まっている。従来の培養法に基づく無菌試験は、結果判定までに14日間を要し、製品供給の遅延や品質管理上の制約となる。一方で、医薬品の無菌性は最終試験の結果のみに依存するものではなく、製造工程全体で構築された無菌保証システムにより担保されるべきものである1)。GMPやPIC/Sにおいても、無菌試験は無菌性を直接証明...
