病態モデル動物作製用試薬

疾患の病態解明や治療薬の開発では、対象となる疾患の病態モデル動物が必要となる場合があります。モデル動物を使用する利点として、遺伝的背景や飼育環境などを均一にできることや、ヒトでは発症に時間がかかる疾患も比較的短期間で再現できることなどが挙げられます。一方で、ヒトとモデル動物で同じ病態を示していても、原因が全く異なる可能性もあるため、病態の発症メカニズムには十分注意を払う必要があります。

病態モデル動物は薬物投与や遺伝子変異導入などにより作製することが可能です。当社では神経疾患、がん、糖尿病、消化器・循環器疾患、アレルギーなどの分野で病態モデル動物作製に必要な化合物を幅広くラインアップしております。