ポリフェノール
活性酸素は動脈硬化を起こしやすくする過酸化脂質を作り出したり、がん・老化・免疫機能の低下などを引き起こします。人間の身体は本来、酵素によって活性酸素を抑える働きが備わっていますが、年齢を重ねるとともに体内で作られる酵素の量は減少していきます。
ポリフェノールは、ほとんどの植物に存在する苦味や色素の成分で、自然界に5,000種類以上あると言われています。ポリフェノールは抗酸化作用が強く、悪玉コレステロールと活性酸素の結合を防ぎ、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立ちます。
代表的なポリフェノールには、赤ワインに含まれるレスベラトロール類、緑茶に含まれるカテキン類、大豆等に含まれるイソフラボン類等があります。
これら、ポリフェノール類は抗酸化作用の他、抗菌作用等の生理活性があり、発がん抑制作用の研究が盛んに行われています。