マグネシウム二次電池
マグネシウム二次電池は、電気伝導の役割をマグネシウムイオンが担う二次電池です。マグネシウムは体積比容量が約3,830mAhcm-3とリチウム(約2,060mAhcm-3)と比較して大きく、資源量が豊富であることから、負極にマグネシウム金属を用いたマグネシウム二次電池はポストリチウムイオン電池として注目されています。
マグネシウム二次電池の電池動作には、負極に不動態被膜が形成されないことや、正極活物質内でのイオン拡散が速いことなどが要求されます。
当社では、独自に開発したホウ素系マグネシウム塩を電解質とするマグネシウム電解液Maglution®シリーズをご紹介しています。Maglution®はマグネシウムのスムーズな溶解・析出を可能とします。
関連文献: Improved Non-Grignard Electrolyte Based on Magnesium Borate Trichloride for Rechargeable Magnesium Batteries