イオンクロマトグラフィー用試薬(標準液・溶離液)

イオンクロマトグラフィーは、溶離液を移動相として、イオン交換体などを固定相とした充填カラム内で試料溶液中のイオン種成分を分離し、定量する方法です。イオンクロマトグラフィ―は多種のイオンや価数の異なるイオンを同時に、高感度に定量できるため、環境水や排水等の水質管理のほか、大気環境測定や医薬品、食品分野などの品質管理等にも広く適用されています。

イオンクロマトグラフィ―の定量は、一定の分析条件のもとで同一成分のピークが同じ保持時間に現れる特性を利用し、標準とサンプルのピーク面積を比較して行います。そのため、イオンクロマトグラフィ―に用いる標準液の品質は非常に重要です。
当社では、イオンクロマトグラフ用の標準液として、IAJapanより認定を受け、国家計量標準へのトレーサビリティを確保した(SIトレーサブルな)標準液であるJCSSと、自社で濃度保証したイオンクロマトグラフ用を取り揃えております。
さらに、希釈するだけでお使いいただける、調液済みの溶離液もご用意しております。