試料前処理 固相抽出カラム

固相合成法で合成されたオリゴヌクレオチドは、アンモニア水などの塩基で固相担体から切り出された後、逆相樹脂などを用いた簡易カラムに通すことで粗体の脱トリチル化や夾雑物の除去を行うことができます。固相抽出の充填剤はシリカ系とポリマー系の 2 種類が一般的です。当社では、オリゴヌクレオチドの前処理用 (簡易精製用) カラムとして、Presep® DNA/RNA や Glen Research 社の Glen-Pak™ を取り扱っています。HPLC 分取 / 分析、LC/MS 分析の前にご利用ください。

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固相抽出法を利用した核酸精製

固相抽出による核酸精製の概要

オリゴヌクレオチドの合成では、5'末端のDMT (4,4'-Dimethoxytrityl) 基を除去する場合と保持したまま精製する場合があり、DMT基の有無によって精製法が異なります。DMT基を保持した場合には、固相抽出により未反応核酸などの夾雑物を簡便に除去できます。例えば、反応液を逆相樹脂カラムに通すことで、DMT基を有するオリゴヌクレオチドは保持され、夾雑物は洗い流されます。その後、トリクロロ酢酸やトリフルオロ酢酸、ジクロロ酢酸のような酸で処理することにより、目的オリゴヌクレオチドを回収します。このように、固相抽出はオリゴヌクレオチドの簡易精製法として広く利用されています。

核酸の固相抽出手順