薬物動態研究
薬物動態は、吸収(Adsorption)・分布(Distribution)・代謝(Metabolism)・排泄(Excretion)の4段階(頭文字をとってADME(アドメ))によって制御されています。創薬研究段階で被験物質のADMEを評価することで、効率的に医薬品開発を進めることが可能となります。また、ADME評価は、併用される可能性のある薬物との相互作用を検討する上でも重要な情報を与えます。
当社では、in vitro ADME評価にご使用いただける細胞、組織画分、薬物代謝酵素、CYP基質・代謝物、Organ-on-a-chip(生体機能チップ)などを取り揃えています。
Emulate
Organ-on-a-chip(生体機能チップ)
チップ上に形成した微細な流路の中でヒト生体の臓器由来細胞を培養して 各種臓器に近い機能を再現させる創薬支援製品です。肺や腸、肝臓などの複雑な臓器モデルを作製し、医薬品候補の有効性や安全性を評価することが可能です。
Discovery Life Sciences
ADME/Tox研究用試薬 Gentest®
in virto評価にご利用いただける、ヒト/動物 肝組織画分や薬物代謝酵素 Supersomes™、ABCトランスポーターベシクルなどを取り揃えています。
また、CYP基質・代謝物など関連化合物もラインアップしています。
Discovery Life Sciences
ヒト凍結肝臓細胞 Hepatocyte(プライマリー細胞)
Discovery Life Sciences の 999Elite 凍結ヒト肝細胞シリーズは、接着培養、スフェロイド培養が可能な最も品質の高いロットラインアップです。
同社は2021年12月に In Vitro ADMET Laboratories, LLC (IVAL社) を買収し、肝細胞、ADMEビジネスを展開しています。