Atomis社 次世代多孔性材料
Atomis社は、京都大学の北川進特別教授の研究を基盤とする、多孔性配位高分子(PCP/MOF)をはじめとする次世代多孔性材料に特化したスタートアップ企業です。
マテリアル、インパクトの二つの事業ポートフォリオを構築することで、単なるモノ売りではなく、社会課題をPCP/MOFで解決するためのソリューションの提供も行っています。
<事業概要>
- PCP/MOFなどの次世代多孔性材料の設計評価、製造販売
- 次世代ガス容器CubiTan®を基軸としたガス流通システムの提供
- 分散型カーボンリサイクル(CO2変換回収)システムの提供
Technology Platform
Atomis社は、PCP/MOFの世界的なパイオニアである京都大学の北川進特別教授の研究を基盤としており、現在も北川先生の研究室との関係性をはじめとして、知財面などでも京都大学と強力な連携を維持しています。
加えて、提案力の源泉とも言える材料設計技術、および、大スケールでの材料提供を可能とする量産化技術がAtomis社の強みです。
次世代多孔性材料の構造や機能に関するデータを集積した独自のデータベースPOROS™を用い、コンピュータシミュレーション及び機械学習で目的に応じた 最適な材料を迅速に設計します。
環境に優しく、低コストでPCP/MOFを大量生産できる独自プロセスを保有しています。
また、PCP/MOFの専門サプライヤーとしては世界有数の生産能力を誇っています。防爆対応の自社パイロットプラントを有しており、2023年より20 t/Yの製品の供給が可能となりました。
また、PCP/MOFの専門サプライヤーとしては世界有数の生産能力を誇っています。防爆対応の自社パイロットプラントを有しており、2023年より20 t/Yの製品の供給が可能となりました。