受託合成

高分子材料の物性は、モノマーの種類、組成比、分子量の違いなどで大きく変わってきます。物性の評価や用途の開発、精密重合品など、市販品にはない規格の高分子材料を検討されたいケースにおいては、当社の受託サービスの活用がおすすめです。確かな重合技術と品質保証で皆様のニーズにお応えします。

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ポリマーの種類と用途

ポリマー材料は金属材料などに比べて加工性に優れ、成形やコーティングなどが容易です。また、軽量で安価さらに強度も高い材料として汎用的に用いられます。モノマーの種類によって用途も様々です。一般的な種類と用途を列挙します。

〇ポリアクリル酸
ナトリウム塩は吸水性や保湿性が高く、増粘剤や高吸水性樹脂などの用途で用いられます。
〇ポリメタクリル酸
エステルタイプは透明性が高く、比較的加工もしやすいです。また強度も高く水族館の水槽などにも用いられます。
〇ポリビニルアルコール
水との親和性が高く、接着剤やバインダーとして用いられます。
〇ポリビニルピロリドン
水との親和性が高く、接着剤、バインダー、分散剤などとして用いられます。
〇ポリエチレングリコール(PEG)ポリプロピレングリコール(PPG)
界面活性剤や乳化剤の他、DDS(ドラッグデリバリーシステム)として医薬品用途でも用いられます。
〇ポリエチレンイミン
洗浄剤、接着剤、キレート剤などの工業的用途の他、生化学においては、細胞培養の定着促進剤やトランスフェクション剤としても用いられます。
〇ポリ乳酸:生分解性ポリマーやバイオプラスチックとして注目されており、環境に配慮した材料として用いられています。