小型サーマルサイクラー miniPCR mini16X

Q1　miniPCRのプログラムを実行中、コンピューターまたはスマートフォンに接続しておく必要がありますか？
A1　必要ありません。プログラムを実行するとminiPCRはプログラムを本体メモリに保持します。 コンピュータまたはスマートフォンの接続を外してもプログラムを実行し続け、LEDインターフェイスを介して進行状況を追跡できます。

Q2　miniPCRの性能は他のより高額なPCR装置と同じでしょうか？
A2　社内の分子生物学者のチーム、および社外の科学者によって評価を行い、同等以上の性能を示しました。詳細はこちらを参照ください。

Q3　miniPCRを使用した論文はありますか？
A3　こちらを参照ください。

Q4　専用のPCR試薬や消耗品が必要ですか？
A4　試薬と消耗品の指定はありません。0.2 mLの（8連）PCRチューブが使用できます。

Q5　プログラム実行後、4℃で保管できますか？
A5　miniPCRはサンプルを室温まで冷却できますが、4℃まで冷却することはできません。PCR実行後、反応チューブをminiPCR内に室温で放置できます（Taqで増幅されたDNAは、室温のPCRバッファーで少なくとも2週間ほど安定しています）。数日後に使用するために反応液を保存する場合は、終了した後に反応液チューブを冷却してください。

Q6　なぜminiPCRはこんなに小さいのですか？
A6　現在市場にあるほとんどのPCR装置は、ペルチェ式を採用しています。これは、サンプルの高速加熱と冷却を可能にする信頼性の高いテクノロジーだからです。欠点は性能を発揮するには、大きなヒートシンクと大きな冷却装置が必要になることです。また、通常、大容量の電源が必要です。加熱および冷却技術を再考し、ブロック設計を革新することにより、装置を縮小して、真にポータブルなミニサーマルサイクラーを作製することができました。