試料前処理 固相抽出カラム Presep® シリーズ

試料の前処理として用いられる固相抽出法は、簡便で溶媒使用量が少ないといった点から、医薬・食品・環境分析等あらゆる方面で多用されています。
また、多検体を同時に短時間で処理できる等、数々の利点も兼ね備えています。


Presep® シリーズの特長

・固相抽出時に加圧及び減圧方式で使用可能
・充てん剤種、量など目的に応じ数個を連結可能
 (シリンジタイプは接続用アダプターを使用)
・シャープな充てん剤粒度分布による高流速性
・固相抽出用に設計された充てん剤により高回収率
・厳重な品質管理による高再現性

Presep® 充てん剤一覧

種類 充てん剤 粒子径(μm) 用途、特性など
C18(ODS) C18(ODS)結合シリカゲル 63 - 212 逆相分配:水溶性試料中疎水性物質の分離
NH2 アミノプロピルシリル化シリカゲル 38 - 63 有機酸や脂肪酸など酸性化合物の除去
シリカゲル 破砕状シリカゲル 75 - 150 順相吸着:非水溶液中の低極性から中極性成分の分離
アルミナ 塩基性(pH9)アルミナ 44 - 149 農薬や環境試料中の妨害物質除去
フロリジール MgO3Si 75 - 150 脂質除去、食品中残留農薬の前処理
無水ぼう硝(Na2SO4 硫酸ナトリウム(無水) - 脱水
けいそう土、顆粒状 顆粒状けいそう土 500 - 1,400 脱溶媒
ポリアミドC-200タイプM ポリアミド樹脂 75 - 150 葛根湯エキス中ペオニフロリンの前処理
RPP スチレンジビニルベンゼン-メタクリレート系ポリマー 30、60 通常ODSでは吸着できない高極性物質の捕集、生体試料の前処理
RPP-SAX ジビニルベンゼン-メタクリレート系ポリマー陰イオン交換基結合 40 - 48 酸性化合物の選択的抽出、
医療品やその代謝物の生体試料(尿や血液など)中からの抽出
RPP-WAX 60
DEA ジエチルアミノエチルCI型 45 - 90 ポリマー系弱塩基性陰イオン交換
QA トリメチルアミノエチルCI型 ポリマー系強塩基性陰イオン交換
CM カルボキシメチルNa型 ポリマー系弱酸性陽イオン交換
S スルホニルプロピルNa型 ポリマー系強酸性陽イオン交換

品質管理

ロット間の再現性向上に注力し、品質にできる限りばらつきが出ないよう設計しております。汎用カラムは充てん量、充てん状態、基本性能など用途別は、目的化合物の回収率試験を実施しており、再現性の高い品質を保持しております。

基本性能の試験例

Presep®-C シリカゲル
本製品をHPLCに接続し、下記条件で分析。ピーク形状から充てん状態を確認。

Eluent n-Hexane / CHCN=99 /1 (v/v)
Flow Rate :2.0 mL / min. at 35 ℃
Detection :UV 254nm 0.08 AUFS
Injection Vol. :20 µL
Sample :1) Toluene 2) Dimethyl Phthalate
 1) / 2) / n-Hexane=1 / 1 / 48 (v/v/v)