全自動ハイスループット生細胞解析システム Incucyte®

ザルトリウス・ジャパン株式会社
Incucyte<sup>®</sup>
  • より速く、簡単に、自動ライブセル解析可能
  • エンドポイント事前設定不要の全自動イメージング・解析
  • 6 〜 384well マイクロプレートなど多くの培養容器に対応

概要

Incucyte®は、市販の CO2 インキュベータ内でタイムラプス画像を全⾃動で取得・ データ解析できる、新しいタイプのハイスループット解析システムです。 アッセイ終了後に必要なタイムポイントや画像・解析データを選択できるため、エンドポイントアッセイではこれまで見えなかった生細胞の変化の過程をすべて可視化することができます。

特長

  • エンドポイント事前設定不要の全自動イメージング・解析
  • 6 〜 384well マイクロプレートなど多くの培養容器に対応
  • 全てのデータにタイムラプスムービーが付随し巻き戻し再生可能
  • オブジェクト数、面積、形態変化、蛍光強度も⾃動で定量化、レポート算出
  • ネットワークに接続し遠隔でリアルタイムに実験結果を確認 設定変更
  • ステージ固定により浮遊細胞や振動に弱いコロニーに最適。オートフォーカスにより、毎時間毎視野正確にピントを合わせることが可能。
  • 論文数4000報

製品概要

プレート最⼤ 6 枚まで利用可。撮影スパンや倍率、アッセイもプレートごとに設定可能。

誰でもすぐにマスターできる簡単な操作画面。 設定も画面どおりに進めるだけで完了。

培地に添加するだけで使える、細胞に影響を与えない試薬を用いて作業効率化。

アッセイ開始後は離席 OK。撮影〜解析までシステムが⾃動で実施し、論⽂用や発表用の⻑時間タイムラプスグラフ⽣成。 96well または 384well の動態傾向をすべて⼀度に確認。

仕様

画像解像度 4 倍レンズ:2.82 µm/pixel
10 倍レンズ:1.24 µm/pixel
20 倍レンズ:0.62 µm/pixel
画像出⼒フォーマット JPEG, PNG, TIFF, MetaMorph Multi Dimensional File v2.0,
Meta Imaging Series TIFF, (Single /Multi-Plane) v1
動画出⼒フォーマット WMV / AVI / MPEG-4
蛍光励起/検出波長 赤 440–48 0nm / 504–544 nm
緑 565–605nm / 625–705nm
データ保存容量 16.4 TByte RAID Hard Drive
本体サイズ/重量 (W) 45 cm x (D) 47.8 cm x (H) 32 cm / 23.6 kg
使用環境 温度 0 〜 42℃、湿度 5 〜 95%
電源 3.5 Amps max @ 120V (50/60Hz)
メーカーコード 品名 備考 容量
4647 Incucyte® S3
HD/2CLR System Package
Incucyte® S3 本体、コントローラー、レンズ 3 種 (4x,10x, 20x) 1式
4474 Incucyte®
Cell Migration/Invasion Kit
細胞遊走・浸潤ソフトウェア、96 well WoundMaker ツール 1式
9600-0010 Incucyte®
NeuroTrack ソフトウェア
神経突起伸⻑ソフトウェア 1式
9600-0015 Incucyte®
Chmotaxis Cell Migrationソフトウェア
ケモタキシス細胞遊走ソフトウェア 1式

アプリケーション例

細胞遊走・細胞浸潤

細胞遊走 (2D Migration) と細胞浸潤 (3D Invasion) の定量測定を同じ 96 ウェルプレート上で行えます。測定結果は、Wound 幅、Wound コンフル エンス、Relative Wound Density (Wound エリアの内部と外部の相対細 胞密度 ) で出力します。右図は NucLight™ Red 試薬で蛍光ラベルした HT-1080 細胞と NucLight™ Green 試薬で蛍光ラベルした MCF7 細胞 の共培養でのスクラッチアッセイによる細胞浸潤の測定データです。マトリゲル 8 mg/mL の条件で、HT-1080 細胞の浸潤における blebbistatin 濃度依存性を示します。

アポトーシス・細胞毒性

Cell Player™ Caspase 3/7 Apoptosis Assay Kit を用いて、アポトーシス細胞を経時的に検出する事が可能です。右図は NucLight™ Red 試薬で蛍光ラベルした Hela 細胞における staurosporine 誘導アポトーシスの経時的解析データです。位相差像により形態変化の確認、Caspase 3/7 活性の緑色蛍光像によりアポトーシス細胞のカウント、赤色蛍光像により総細胞数をカウントできます。また細胞膜の透過性増大によって核を染色する Cytotox 試薬を用いる事で細胞死を経時的に解析できます。

ケモタキシス

ラベルフリーまたは蛍光ラベル細胞を用いてリアルタイムでケモタキシス細胞遊走のイメージング・定量解析を自動で行います。細胞の剥離、洗浄等の面倒な作業を必要とせず、事前にエンドポイントを決める必要もありません。右図は Incucyte® Chemotaxis Cell Migration System を使用し 96well フォーマットでイメージング取得・解析したものです。

神経突起伸長の動態解析

高コントラスト位相差像のタイムラプスイメージを画像解析することにより、ラベルフリーで神経突起伸長と細胞体の数をリアルタイムで定量化できます。右図の位相差像は、対物レンズ 20 倍を用いて 96 ウェルプレー ト上で培養された初代培養のラット皮質神経細胞の画像です。グラフはラット皮質神経細胞の神経突起伸長における PKC の阻害剤である Ro-31-8220 の濃度依存性を示します。

関連製品

  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 掲載されている試薬は、試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
  • 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。