培地 (間葉系幹細胞)

培地は、細胞を培養するために用いられる組織間液を模した人工的な液体で、糖、アミノ酸、ビタミン、無機塩類などの数多くの成分により構成されます。多くの動物細胞の培養には、ウシ胎児血清(FBS:Fetal Bovine Serum)が使用されますが、生体由来であるがゆえにロットごとに性能が異なり、細胞培養に影響を及ぼすことが知られています。そのため、構成物の組成が分かるFBSを使用しない無血清培地が開発されてきました。
本ページでは、特にヒトiPS細胞や、マウスES細胞、または間葉系幹細胞といった各種幹細胞の維持培養に使用可能な無血清培地を紹介いたします。種々の製品をラインアップしていますので、用途に応じた培地をご使用ください。