多機能電子実験ノート OpreX Informatics Manager

横河電機株式会社
OpreX Informatics Manager
  • 研究ノートや紙書類を電子化
  • 全てのデータをプロジェクト内でタスクやドキュメントとともにまとめて管理
  • ヒト・モノのリソース・スキル・スケジュールを最適化
  • 法規制に準拠したデータセキュリティとプライバシー保護
  • ユーザーのパフォーマンス管理

OpreX Informatics Manager は、ヒト・モノのリソース管理をスキル、スケジュールの観点から最適化し、Lab DXを加速する多機能電子実験ノートです。

概要

OpreX™ Informatics Managerは、各研究室の研究ノートを電⼦化するだけではなく、プロジェクト管理機能とドキュメント管理機能を通して、R&Dの研究室・ライフサイエンス系⽣産部署・品質管理部署・品質保証部署をつなぐ、情報統合管理システムです。クラウドサービスによるサブスクリプション提供で、お客様の業務コスト、業務負荷を減らし、このソフトウェアだけで様々なユーザーのパフォーマンス管理を含めた管理を実現します。
また昨今問題となっているセキュリティリスクに対しても、多要素認証やアクセス制御機能を⽤いて、機密情報の保護を徹底し、法規制や業界基準への準拠を確保しています。
研究室におけるヒト・モノのリソース管理をスキル、スケジュールの観点から最適化します。

特長

①:部署間の壁を超える多機能電子実験ノート

研究ノートを電子化するだけでなく、プロジェクト管理機能とドキュメント管理機能も併用することで、R&D の研究室だけではなく、ライフサイエンス系生産部署、品質管理部署、品質保証部署をつなぐ多機能電子実験ノートです。

①:部署間の壁を超える多機能電子実験ノート

②:ヒト・モノのリソース管理も実現

ヒト・モノのリソース管理をスキル管理、スケジュール管理の観点から最適化をサポートし、お客様の業務コスト、業務負荷を低減します。

ヒト・モノのリソース管理も実現

③:規制に準拠したデータセキュリティとプライバシー保護

多要素ユーザー認証やデータのアクセス制御機能を用いて、機密情報の保護を徹底し、法規制や業界基準への準拠を確保しています。

③:規制に準拠したデータセキュリティとプライバシー保護

課題解決

研究現場の声

【記録】

  • 入力の簡便化をしたい
  • 試験記録だけではなく、様々な紙記録を電子化したい
  • 文書フォーマットを定型化したい

【管理】

  • スケジュール管理したい
  • ダッシュボード等で KPI 管理したい
  • 教育について管理をしたい
  • ワークフローを最適化したい

【活用】

  • データを統合・集約して確認できるようにしたい
  • 保存したデータを利活用できるような仕組みが欲しい

YOKOGAWAのソリューションで解決

【電子入力】

  • ドキュメント管理機能で、Word Excel ファイルを電子記録化
  • タブレット端末で簡単入力

【最適化】

  • ヒト、モノのスケジュール管理機能でリソース管理の最適化
  • ダッシュボードによる KPI 管理機能、ワークフロー管理で効率的なタスク運用
  • スキル管理、教育管理(計画・記録)を用いてユーザーアサインの最適化

【解析】

  • データレークによるデータ保存+AIツールを用いた解析機能でデータの高精度化や効率化

活用例

実験室(R&D)での活用例

プロジェクト、タスク、データ、手順書、機器、およびチームのコラボレーションマネジメントに活用。

実験室(R&D)での活用例

概要

  • プロジェクト管理機能によりヒト・モノなどの研究リソースを効率的にスケジューリング
  • 文書管理機能により運用プロセスや文書の標準化

導入のメリット

  • 個々の研究者による柔軟なカスタマイズも可能
  • 変化するワークフローや構造化されていないデータが当たり前の創造的な研究にも最適
  • 研究者によるカスタマイズ可能なテンプレートを用いて実験方法を最適化
  • 研究者によるノートの書き方の違いをテンプレートで標準化
  • 各種規制にも対応しているため、厳密に規制された環境下でも安心して活用

検査室へ情報を共有

  • 品質測定パラメーター
  • リソース情報
  • 作業手順

検査室(品質管理)での活用例

試験指図、SOP 表示、検査結果入力、機器、レポート作成に活用。

検査室(品質管理)での活用例

概要

  • プロジェクト管理機能を検査品目情報と連携。ヒト・モノなどの研究リソースを効率的にスケジューリング
  • 文書管理機能により SOP の管理、規格文書作成に利用
  • 研究部署で作成された文書を文書管理機能で共有し、手順書として利用
  • 逸脱など生じた場合に手順書の見直しを、研究部署と共有し、手順の再最適化を行う

導入のメリット

  • 文書管理システムの共有化による、他部署間での連携・コミュニケーション強化
  • 部署間でデータ・文書を共有し、他部署間でワークフローを簡便に実行

便利な機能

便利な機能
  • 実験データ管理 ⇒ 知財保護、論文執筆の効率化
  • プロジェクト管理 ⇒ 全てのタスク・ドキュメントをプロジェクトをもとに管理
  • リソース管理 ⇒ヒト・モノの運用効率化
  • タスク管理 ⇒ 実験、ドキュメントを含む各タスクをワークフロー管理
  • テンプレート作成 ⇒ ビルディング・ブロックによる簡単にテンプレート作成可能
  • クラウドサービスによる提供 ⇒ 初期導入コスト削減
  • Webアプリ ⇒ すべてのデバイスの互換性、インストールが不要
  • 国際的な規格に準拠 ⇒ ASTM1578-e18に準拠
  • 文書のインポート/エクスポート ⇒ Word文書, Excel表、PDFなど利用可能
  • 通知機能 ⇒ チーム内のコミュニケーション強化

ダッシュボード

プロジェクトやユーザーの進捗状況のモニタリング、優先順でのタスク管理。

ダッシュボード

表示項目

  • 作業タスク優先順位
  • タスクの残期間
  • 完了、進行中、残タスクの数
  • 直近のアクティビティ
  • プロジェクトごとのタスク状況 etc

タスクのテンプレート化

各種タスクをテンプレートによって、ワークフローを標準化。標準テンプレートから、さらに柔軟にタスク・ドキュメントをカスタマイズ。

タスクのテンプレート化

人材・機器のアサイン

ユーザーのスキルレベルとスケジュールから、最適な担当者をアサイン。
校正記録情報と機器使用状況・試薬情報の確認や、機器・試薬の予約も可能。

人材・機器のアサイン

今後の展望

YOKOGAWA製品と組み合わせてラボオートメーションを実現

OpreX Informatics Manager は情報を統合し、各システムのプラットフォームとして機能するように作られています。クラウド上に様々なデータ形式を保存可能なデータレークを持ち、またあらゆるシステム、機器などと連携するためのインターフェースを有しています。システムや機器で得られた情報はデータレークに保存され、OpreX Informatics Manager の様々な管理機能により、統合・保存・解析をおこない、アウトプットとして学術論文・報告書・申請書を作成します。

このように、OpreX Informatics Managerはシステムや機器のプラットフォームとして、情報を保存、統合、解析が可能です。これにより研究室の情報統合だけではなく、ラボオートメーション、生産系システムなどとの連携、AIとのIoTとの連携を実現します。

YOKOGAWA製品と組み合わせてラボオートメーションを実現

価格表

  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
  • 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。