国際医療福祉大学病院 リプロダクションセンター 「低乳酸培養液を用いた培養成績の検討」
国際医療福祉大学病院 リプロダクションセンター
「低乳酸培養液を用いた培養成績の検討」
「低乳酸培養液を用いた培養成績の検討」
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第 40 回日本受精着床学会 ポスター発表にて、国際医療福祉大学病院 リプロダクションセンターの酒井智康先生に、弊社の胚培養液「「Cotinuous Single Culture-NX Complete (CSCM-NXC)」と他社培地の比較検討について発表いただきました。
1.目的
採卵後の前培養・媒精から胚盤胞培養までにおける、低乳酸濃度培養液の有用性の検討。得られた卵を無作為に CSCM-NX(NX 区)および A 区に同数または A 区が1個多くなるように分け、本検討を行った。
2.結果
IVF 症例、ICSI 症例ともに低乳酸濃度培養液を前培養・媒精から使用する方法で、正常受精率、Day3 良好胚率に有意差が認められた。一方、胚盤胞到達率、良好胚盤胞率に有意差は認められなかった。
3.考察
低乳酸濃度培養液を卵子の前培養・受精・胚盤胞培養まで一貫して使用することで、正常受精率、Day3 良好胚率の有意な向上が認められ、その有用性が示唆された。
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