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ホルムアルデヒド液 Formaldehyde Solution

試薬特級
Guaranteed Reagent
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
室温
CAS RN® :
50-00-0
分子式 :
HCHO
分子量 :
30.03
適用法令 :
特化則第2類 安衛法57条・有害物表示対象物質 PRTR-1(特定) 有機則第2種 労57-2 優先評価物質 劇-III
GHS :
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
064-00401
JAN
4987481467866

JIS JQA

  • JQ0506018
  • T,O
  • 8872
3L
希望納入価格
4,600 円

20以上

販売元
062-00407
JAN
4987481266018
18kg
見積り

20以上

販売元
064-00406
JAN
4987481266001

JIS JQA

  • JQ0506018
  • T,O
  • 8872
500mL
希望納入価格
980 円

20以上

ドキュメント

SDS
製品規格書
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

アプリケーション

概要・使用例

概要 本品はホルムアルデヒドの約37%水溶液で、ホルムアルデヒド液とも呼ばれる。無色~ほとんど無色の透明な液体で、刺激臭を有する。ホルムアルデヒドは重合しやすく、安定化、および、ホルムアルデヒドの溶解度を上げる目的で、5~10%のメタノールが混合されている。長期間保存すると重合してパラホルムアルデヒドを生成し、寒冷時には濁りを生じる。このようになったホルマリンを使用する際には上澄み液、あるいは、ろ過した後に使用する。還元力が強く、日光や空気にさらすと自ら酸化して ぎ酸 に変わる。JIS K8872。
〈組織細胞化学〉〈固定剤〉
固定(fixation)とは、死体あるいは生体より採取した組織片のその生態または病態を顕微鏡標本として観察しようとする際、その組織片をできる限り「生きていた時の状態」のままで保存するための工程です。その目的は
 ・可能な限り速やかに組織片の主要構成成分のタンパク質を安定させ、自家融解過程(autolysis)を停止させること。
 ・これに続く標本作製過程における薬品,熱などの影響による組織片の変質,変形をできる限り少なくすること。
――にあります。
〈光学顕微鏡用〉〈その他〉
 1890年、Blum(ブルーム)によりホルマリンが固定液として使われて以来用いられ続けている固定液である。ホルマリン固定は、組織の変形や染色性の点で問題の多いこともあるが、安価なこと、取扱いの容易さ、取扱いやすさで評価されている。
 
メタノール(重合禁止剤) 5~10%含む。
亜硫酸水素ナトリウムの水溶液または固体を少量ずつ加えて分解した後に廃棄する。
Wako Analytical Circle No.35 p.15(2005.3)。
ホルマリン液に関するQ&A:Wako Analytical Circle No.35 p.15(2005.3)
用途 タンパクを凝固させる作用があるため、消毒薬として医療器具(濃度1~5%)に用いられる。また、家具(濃度1~2%)や糊などの防腐剤、各種プレパラート作成の固定剤(濃度10~20%)としても用途が広い。2~3%に希釈したホルマリン溶液は、動物標本の作成にも用いられる。アンモニア性硝酸銀溶液にホルマリンを加えて温めると銀イオンを還元して銀を遊離する。これは「銀鏡反応」と呼ばれ、銀染色などに応用されている。その他有機合成原料、分析用等に極めて汎用される。
使用上の注意 遮光保存。金属を腐食し、染色製品や革製品を変質させることがある。アンモニア,水酸化アルカリ,タンパク質および重金属,よう素,易還元性物質とは接触させない。室内で取り扱う時は換気に注意する。

物性情報

外観 ハーゼン10以下
溶解性 水, エタノールに混和, ジエチルエーテルには不溶。
水及びエタノールに極めて溶けやすい。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。
密度 1.085~1.100g/mL (20℃)
濃度 36.0~38.0% (mass/mass) (HCHO) (Titration)

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

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  • 掲載されている製品について
    【試薬】
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