マイルドホルムR 10N
MildformR 10N
- 病理研究用
-
for Pathology Research
- 規格含量 :
- Formaldehyde : 3.7~4.3 w/w%
- 製造元 :
- 富士フイルム和光純薬(株)
- 保存条件 :
- 室温
- CAS RN® :
- 50-00-0
- 適用法令 :
- 特化則第2類 安衛法57条・有害物表示対象物質 PRTR-1(特定) 労57-2 優先評価物質 劇-III
- GHS :
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- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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1L
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20以上 |
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ドキュメント
アプリケーション
概要・使用例
概要 | 〈組織細胞化学〉〈固定剤〉 固定(fixation)とは、死体あるいは生体より採取した組織片のその生態または病態を顕微鏡標本として観察しようとする際、その組織片をできる限り「生きていた時の状態」のままで保存するための工程です。 その目的は ・可能な限り速やかに組織片の主要構成成分のタンパク質を安定させ、自家融解過程(autolysis)を停止させること。 ・これに続く標本作製過程における薬品,熱などの影響による組織片の変質,変形をできる限り少なくすること。 ――にあります。 〈光学顕微鏡用〉〈マイルドホルム〉 Lillie処方にしたがって調製された中性緩衝ホルマリン液に、ホルマリンの刺激臭と不快臭を抑えるマイルド剤(ワインエキス)を添加した無臭タイプの固定液です。なお、安全性を考え、ホルマリンと認識できる程度の臭いは残しています。 10%中性緩衝ホルマリンにマイルド剤を添加したもの。浸透固定力は10%中性緩衝ホルマリンと同等の[一般タイプ] WAKO BIO WINDOW 別冊 病理研究用試薬 p8(1999)。 和光試薬時報 Vol.67 No.2, p.21(1999)、Vol.71 No.1, p.24(2003)。 Wako Analytical Circle No.35 p.15(2005.3)。 ホルマリン液に関するQ&A:Wako Analytical Circle No.35 p.15(2005.3) Q&A : WAKO BIO WINDOW No.47 p19 (2003. Feb.)。マイルド剤の効力、一般との違い、NタイプとNMタイプの使い分け。 |
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用途 | 病理組織固定剤。 |
物性情報
外観 | 無色澄明の液体 |
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溶解性 | 水, エタノールに混和, ジエチルエーテルには不溶。 水、エタノール及びアセトンに極めて溶けやすい。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
毒性 | LD50:800mg/kg(ラット経口)、許容濃度:0.5ppm(0.61mg/m^(3))(ホルムアルデヒドとして) |
pH情報 | pH (25℃) : 7.0~7.5 |
密度 | 約1.02 g/mL |
組成 | ホルマリン原液…100ml,りん酸一ナトリウム・二水和物…4.5g,りん酸二ナトリウム・無水…6.5gイオン交換水を加えて1lとするホルマリン濃度 10% (ホルムアルデヒド含量 4%) |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- 10% 中性緩衝ホルマリン液
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
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