【クロマトQ&A】:簡便な溶媒削減効果のある分析条件への変更、カラムサイズ4.6mmφ→3.0mmへの変更について
本記事は、Analytical Circle No.52(2009年3月号)に掲載されたものです。
カラムサイズを内径4.6 mmから3.0 mmに変更し、流速を半分に設定することで、今まで通りの分析が可能です。分析時間の短縮にはなりませんが、溶離液、溶媒を削減したい場合に効果的です。同じ充てん剤を充てんしたカラムでは、カラムの断面積に比例して流速を変更するだけで同様の結果が得られます。HPLC装置の変更や分析条件を検討する必要はありません。
4.6 mm I.D. x 150 mmと3.0 m...
