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ライフサイエンス

培養 ライフサイエンス 総説

リコンビナントペプチドピースを用いた細胞凝集様技術"CellSaic(セルザイク)"のMSC細胞移植応用

本記事は、Current Stem Cell Research & Therapy, 2019, 14, 52-56に掲載された原文を、出版社許諾のもと、原著者自らが日本語訳したものです。
原著者:富士フイルム株式会社バイオサイエンス&テクノロジー開発センター 中村健太郎

幹細胞治療の領域では、その多様な機能ゆえに間葉系幹細胞(MSC)に関する研究が盛んにおこなわれている。一方、細胞移植の形態は単純な細胞懸濁液の投与から、細胞シート工学、3次元化へと研究が進展してきている。その中で我々は、細胞凝集体形態にゼノフリー・リコンビナントスキャホールドを組み合わせたCellSaic(セルザイク)と呼ばれる細胞治療プラットフォームを報告してきた。CellSaicとは、細胞とペ...

培養 ライフサイエンス 総説

【総説】再生研究における細胞単離用抗 CPM 抗体の活用

本記事は、和光純薬時報 Vol.87 No.1(2019年1月号)において、京都大学大学院 医学研究科 呼吸器疾患創薬講座 後藤 慎平様に執筆いただいたものです。

ヒト多能性幹細胞(ES および iPS細胞)が誕生して以来、様々な臓器細胞に分化させる技術が確立され、再生医療もようやく現実的なものになりつつある。特にヒト iPS 細胞を用いた網膜色素変性症の細胞移植治療に加え、重症虚血性心筋症やパーキンソン病に対する臨床研究・治験も始まろうとしており、呼吸器を含むその他の臓器の再生医療についても期待が高まっている。 まだ基礎的な研究の域ではあるが、人工気管の研...

ライフサイエンス テクニカルレポート

【テクニカルレポート】細胞外小胞の蛍光標識とその問題点

本記事は、和光純薬時報 Vol.86 No.4(2018年10月号)において、富士フイルム和光純薬 ライフサイエンス研究所 請川 亮が執筆したものです。

Exosomeを始めとする細胞外小胞はさまざまな細胞から放出される膜小胞であり、細胞間情報伝達のメッセンジャーとしての役割や疾患バイオマーカーとして近年高い関心を集めている1)。それ故に、ここ数年でさまざまな研究分野において exosome 研究が広がってきているが、実験技術は発展途上であり、改善すべき課題が数多く存在する。 その中で、我々は新規アフィニティー単離法である'PS アフィニティー法'...

合成・材料 ライフサイエンス 連載

【連載】核酸医薬合成基礎講座 「第4回 オリゴヌクレオチド合成におけるキャッピング及び酸化・硫化反応」

本記事は、和光純薬時報 Vol.86 No.4(2018年10月号)において、サイエンスライター 佐藤 健太郎 様に執筆いただいたものです。

前回までに、オリゴヌクレオチド合成における官能基の保護及び脱保護、カップリング反応について記してきた。今回は、キャッピング及び酸化・硫化反応について解説し、全体を総覧したい。

ライフサイエンス 総説

【総説】医薬品・再生医療等製品向け原材料 国産ウシ多血小板血漿由来血清「NeoSERA®」の開発

本記事は、和光純薬時報 Vol.86 No.3(2018年7月号)において、兵庫医科大学 先端医学研究所 医薬開発研究部門 濵田 彰子 様、山原 研一 様、株式会社ジャパン・バイオメディカル 高田 竜治 様、須藤 稔太 様に執筆いただいたものです。

我々はヒト羊膜由来間葉系幹細胞(以下、羊膜 MSC)の製剤化と急性 GVHD(移植片対宿主病)およびクローン病に対する医師主導治験を実施中である(UMIN 試験 ID UMIN000029945、UMIN000029841)。治験向けの羊膜 MSC 製剤の製造には、MSC の培養に汎用される胎児ウシ血清(Fetal Bovine Serum: 以下、FBS) と比べ、安全性・安定性・品質を高めた、...

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