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【テクニカルレポート】Presep®-C DNPH のアルデヒド誘導体抽出挙動について

本記事は、和光純薬時報 Vol.71 No.4(2003年10月号)において、和光純薬工業 試薬研究所 久保田 守が執筆したものです。

Presep®-C DNPH は、大気および室内空気中のアルデヒド類専用捕集管として開発され、2,4-ジニトロフェニルヒドラジン(DNPH)をコーティングしたシリカゲルがカートリッジカラムに充填されている。 この捕集管の一般的な使用法として、目的の気体を捕集管に通気させてアルデヒド類を捕集、誘導体化後、有機溶媒で抽出して機器分析用試料とする。 本誌(和光純薬時報) Vol.71, No.2 では、...

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【テクニカルレポート】水試料中エストロゲンの分析

本記事は、和光純薬時報 Vol.71 No.3(2003年7月号)において、和光純薬工業 試薬研究所 吉田 貴三子が執筆したものです。

エストロゲンは外因性内分泌撹乱作用が示唆されている物質(環境ホルモン)として河川水および下水における実態調査の測定対象となっている。環境省の「外因性内分泌撹乱化学物質調査暫定マニュアル」等に定める方法には、LC/MS 法、ELISA 法、などがあるが、ぬで島等は、HPLC/ECD 法による水試料中のエストロゲン一斉分析法を報告している1)。 今回この方法を参考に固相抽出カラムに Presep®-C...

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【テクニカルレポート】Presep®-C DNPH ショートタイプの開発

本記事は、和光純薬時報 Vol.71 No.2(2003年4月号)において、和光純薬工業 試薬研究所 久保田 守が執筆したものです。

ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドなどのアルデヒド類は悪臭防止法(環境省)、大気汚染防止法(環境省)、シックハウス(室内空気汚染)に係るガイドライン(厚生労働省1))として大気および室内空気中の許容濃度、標準的な測定法が定められている。 このうち空気サンプリング、2,4-ジニトロフェニルヒドラジン(DNPH)との誘導体化には、DNPH コーティングされたシリカゲルをカートリッジカラムに充填した捕集...

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【テクニカルレポート】ハチミツ中の残留抗菌性薬剤の HPLC 分析

本記事は、和光純薬時報 Vol.71 No.1(2003年1月号)において、和光純薬工業 試薬研究所 吉田 貴三子が執筆したものです。

近年、食品中の残留薬剤、特に輸入食品への残存が社会的な問題となっており、さまざまな測定法で食品検査が実施されている。ハチミツ、ローヤルゼリー、プロポリス等も中国、南米から輸入されており、輸入時に残留薬剤の検査が実施されている。先に、岡等はハチミツ中のテトラサイクリン系抗菌剤の分析を、前処理にシリカ系 ODS とカチオン交換(-COOH)固相抽出カラムを用い HPLC で実施する方法を報告しているが...

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【テクニカルレポート】ふっ素化シリコン修飾シリカゲルカラムFluofix®のユニークな分離特性

本記事は、和光純薬時報 Vol.70 No.4(2002年10月号)において、和光純薬工業 試薬営業本部 学術部 和田忠昭が執筆したものです。

今日のHPLC 分析の普及は、全多孔性球状シリカゲルを基材とした化学修飾型充てん剤の開発によるものと言っても過言ではありません。その代表的な充てん剤としてC18 充てん剤(ODS、オクタデシルシリカゲル)が挙げられます。 ODSは多岐にわたる分析に用いられておりますが、その理由としては1)分析対象物の適応範囲が広い2)使用できる溶媒種が多く分離至適条件へ導きやすい3)他の化学修飾型充てん剤に比べ耐...

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