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テクニカルレポート

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【テクニカルレポート】Wakopak Combi ODS fast の分離性能

本記事は、和光純薬時報 Vol.68 No.4(2000年10月号)において、和光純薬工業 大阪研究所 福本 昌巳が執筆したものです。

近年、コンビナトリアルケミストリーは大手医薬品メーカーを中心として合成医薬の開発現場で日々活発に行われている。コンビナトリアルケミストリーの中心となるコンビナトリアル合成は"組み合わせ"により種々の化合物を同時に合成できるため、それぞれ個別に合成するより時間効率が高い。そのため、新薬開発でハイスループットスクリーニングに供される数多くの化合物種をシード化合物から合成する有効な手段として定着した。 ...

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【テクニカルレポート】5% 含水シリカゲルの商品化と性能評価結果

本記事は、和光純薬時報 Vol.68 No.3(2000年7月号)において、和光純薬工業 大阪研究所 上森 仁志が執筆したものです。

私達の身の回りには人為的に作り出された様々な有害化学物質が存在し、長期的な暴露により人間の健康および生態系への影響が懸念されている。環境庁は 1985 年 5 月に「外因性内分泌撹乱化学物質問題への環境庁対応方針につて」(環境ホルモン戦略 SPEED ' 98)を発表し、汚染の実態調査、試験研究の推進を図るなどの取組みについて示すとともに、1998 年 8-9 月に建設省と共同で第 1 次全国実態...

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【テクニカルレポート】汎用型HPLC 装置を使用した場合のカラムサイズとカラム性能の関係

本記事は、和光純薬時報 Vol.68 No.2(2000年4月号)において、和光純薬工業 大阪研究所 上森 仁志が執筆したものです。

近年、移動相に使用する有機溶媒の使用量削減を目的として、分析用カラムのダウンサイジング化が急速に進んでいる。ダウンサイジング化の方法としては、カラム内径を細くする方法とカラム長さを短くする方法があり、筆者はこれまでに、それぞれの方法の有用性と使用時の注意事項を本誌(和光純薬時報)にて紹介してきた1)。 しかし、両方法とも従来型の HPLC 装置を使用した場合には、その性能が十分に発揮されない現象が...

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【テクニカルレポート】HPLC 法によるビスフェノール A とノニルフェノールの分析

本記事は、和光純薬時報 Vol.68 No.1(2000年1月号)において、和光純薬工業 大阪研究所 上森 仁志が執筆したものです。

私達の身の回りには人為的に作り出された様々な有害化学物質が存在し、長期的な暴露により人間の健康および生態系への影響が懸念されている。環境庁は 1998 年 5 月に「外因性内分泌撹乱化学物質問題への環境庁の対応方針について」(環境ホルモン戦略 SPEED '98)を発表し、汚染の実態調査、試験研究の推進を図るなどの取組みについて示すとともに、1998 年 8-9 月に建設省と共同で第 1 次全国実...

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【テクニカルレポート】Wakopak Combi ODS カラムについて

本記事は、和光純薬時報 Vol.67 No.4(1999年10月号)において、和光純薬工業 大阪研究所 上森 仁志が執筆したものです。

約 10 年前から始まったコンビナトリアルケミストリーは、医薬開発での有用性が認められ、ハイスループットスクリーニング技術と合わせて創薬研究に欠かせない手法として定着しているように思われる。コンビナトリアル合成は、より短時間に多種多様な化合物を一度に合成できるメリットを持ち、目的とする化合物を一つ一つ合成していた従来の方法に比べ格段のスピード化がはかられた。 この合成された"多種多様な化合物の混じ...

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