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【テクニカルレポート】ポジティブリスト関連品目のLC/MS/MS 分析

本記事は、和光純薬時報 Vol.74 No.4(2006年10月号)において、和光純薬工業 試薬研究所 吉田 貴三子が執筆したものです。

平成18年5月29日から「食品衛生法等の一部を改正する法律」(平成15年5月30日公布)、いわゆるポジティブリスト制がスタートしました。厚生労働省が通知した農薬や動物用医薬品の一斉分析法(通知法)において、HPLC法による農薬の一斉分析条件は、「LC/MSによる農薬等の一斉試験法Ⅰ」 (対象農薬42種類)、「LC/MSによる農薬等の一斉試験法Ⅱ」(対象農薬25種類)が定められています。通知法にはH...

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【テクニカルレポート】Wakopak®Wakosil-II 5SIL-AQ を用いた動物用医薬品チアムリン、ロベニジンの分析

本記事は、和光純薬時報 Vol.74 No.3(2006年7月号)において、和光純薬工業 試薬研究所 吉田 貴三子が執筆したものです。

近年、LC/MS 分析の普及に伴い、LC/MS への適合性を保証した溶媒や試薬、分析用カラムが市販されており、分析用カラムには、汎用性の高いODS 充てん剤(C18、オクタデシルシリカゲル)が主に使用されている。しかし、このODS 充てん剤でも一部の化合物(例えば、薬物と薬物代謝物に代表される高極性物質や塩基性物質)において、溶出力の小さい水系の移動相やイオンペアー試薬を使用しても分離が達成されな...

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【テクニカルレポート】高極性物質分析用カラムWakopak®Wakosil-II 5SIL-AQ の有用性

本記事は、和光純薬時報 Vol.74 No.1(2006年1月号)において、和光純薬工業 試薬研究所 福本 昌巳が執筆したものです。

近年LC/MSの普及に伴い、LC/MSへの適合性を保証した溶媒や試薬、分析カラムが市販されてきた。その中で、LC/MSに使用される分析カラムは、汎用性の高い逆相系のODS充てん剤 (C18、オクタデシルシリカゲル)が主流をなしている。しかし、このODS充てん剤でも一部の化合物の分析には適さない場合 があり、それを補完する目的で、C18より短いC1、C4、C8またはC18より長い C22、C30の炭...

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【テクニカルレポート】ふっ素化シリコン修飾カラムWakopak® Fluofix-Ⅱの分離特性

本記事は、和光純薬時報 Vol.73 No.4(2005年10月号)において、和光純薬工業 試薬研究所 福本 昌巳が執筆したものです。

現在、一般的なHPLC分析には、主として全多孔性球状シリカゲルを基材とした化学修飾型充てん剤が使用され、その中でもODS充てん剤(C18、オクタデシルシリカゲル)が最も普及しています。しかし、ODS充てん剤も万能とはいかず、それを補完する形で炭素鎖長の異なる充てん剤や、イオン交換基、親水性基などの異なる修飾基をもつ充てん剤、あるいはこれらを合わせもつ充てん剤が開発されています。 当社では、これらの...

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【テクニカルレポート】食品に残留する農薬などのHPLC分析における前処理 エビ試料中のテトラサイクリン系抗菌剤のHPLC分析

本記事は、和光純薬時報 Vol.73 No.3(2005年7月号)において、和光純薬工業 試薬研究所 久保田 守が執筆したものです。

近年、食品に残留する農薬、飼料添加物または動物用医薬品の成分が社会的に問題となっており、厚生労働省より試験方法が示されている(通知 試験法)1)。本試験法によれば、テトラサイクリン系抗菌剤(オキシテトラサイクリン:OTC、クロルテトラサイクリン:CTC、テトラサイクリン:TC、以下TC類)の分析は、抽出試料の前処理にスチレンジビニルベンゼン共重合体ミニカラムを用いた固相抽出による前処理とHPLC-...

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