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分析

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】:大気中のアルデヒド類の分析を始めるにはどんな器材、カラム、試薬を使用すればいいですか

本記事は、Analytical Circle No.31(2003年12月号)に掲載されたものです。

大気中のアルデヒド類の分析を始めようと考えています。どんな器材、カラム、試薬を使用するのか教えて下さい。 ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドなどのアルデヒド類は、悪臭防止法(環境省)、大気汚染防止法(環境省)、シックハウス(室内空気汚染)に係るガイドライン(厚生労働省)で大気および室内空気中の許容濃度、標準的な測定法が定められています。分析法としては、アルデヒドを2,4- ジニトロフェニルヒドラジ...

分析 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】Presep®-C DNPH のアルデヒド誘導体抽出挙動について

本記事は、和光純薬時報 Vol.71 No.4(2003年10月号)において、和光純薬工業 試薬研究所 久保田 守が執筆したものです。

Presep®-C DNPH は、大気および室内空気中のアルデヒド類専用捕集管として開発され、2,4-ジニトロフェニルヒドラジン(DNPH)をコーティングしたシリカゲルがカートリッジカラムに充填されている。 この捕集管の一般的な使用法として、目的の気体を捕集管に通気させてアルデヒド類を捕集、誘導体化後、有機溶媒で抽出して機器分析用試料とする。 本誌(和光純薬時報) Vol.71, No.2 では、...

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】良いODSカラムとはどんなカラムでしょうか

本記事は、Analytical Circle No.30(2003年9月号)に掲載されたものです。

良いODSカラムを一口で説明するのは難しいのですが、一般には性能の高いカラムが良いODSカラムといえます。性能が高いとは 理論段数が高い ピークが左右対称である(シンメトリー係数が1に近い) カラム圧力が低い 耐久性(耐酸性・耐アルカリ性)が高い カラム間のばらつきが小さい などが挙げられます。その他、価格が安い、アプリケーションデータが豊富といった条件も、良いODSカラムという場合含まれる...

分析 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】水試料中エストロゲンの分析

本記事は、和光純薬時報 Vol.71 No.3(2003年7月号)において、和光純薬工業 試薬研究所 吉田 貴三子が執筆したものです。

エストロゲンは外因性内分泌撹乱作用が示唆されている物質(環境ホルモン)として河川水および下水における実態調査の測定対象となっている。環境省の「外因性内分泌撹乱化学物質調査暫定マニュアル」等に定める方法には、LC/MS 法、ELISA 法、などがあるが、ぬで島等は、HPLC/ECD 法による水試料中のエストロゲン一斉分析法を報告している1)。 今回この方法を参考に固相抽出カラムに Presep®-C...

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】固相抽出カラムを使用するに当たりその選択方法を教えてください

本記事は、Analytical Circle No.29(2003年6月号)に掲載されたものです。

HPLC分析を行う前には一般に試料の前処理が行われます。精度や感度などの向上、カラムや分析機器の保護や劣化の防止、操作手順の簡素化、目的物質の安定化などが目的です。除タンパク、抽出、脱塩、濃縮、誘導体化などの方法があり、対象となる試料の形態や組成、目的物質の種類や濃度、検出法の感度や選択性などを考慮に入れ選択します。 固相抽出は液体クロマトグラフィーの原理を基礎とした前処理技術で、選択性のある充て...

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