siyaku blog

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分析

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】:官能基にフッ素を有するフルオロカーボン系シリカカラムとは、どのようなカラムか教えて下さい

本記事は、Analytical Circle No.32(2004年3月号)に掲載されたものです。

現在HPLC分析では全多孔性球状シリカゲルを基材とした化学修飾型シリカゲル充てん剤が多く用いられています。その中の代表的な充てん剤であるオクタデシルシリカゲル(ODS)充てん剤は、①分析対象物の適用範囲が広い ②使用できる溶媒種が多く分離至適条件へ導きやすい ③他の化学修飾型充てん剤と比べ耐久性が高い、などの理由で最も広く用いられています。 しかし、例えば極性化合物のように必ずしも保持や分離が十分...

分析 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】Presep®-C DNPH ショートタイプの開発(その 2)

本記事は、和光純薬時報 Vol.72 No.1(2004年1月号)において、和光純薬工業 試薬研究所 久保田 守が執筆したものです。

大気及び室内空気中のアルデヒド類測定用捕集管 Presep®-C DNPH 及び Presep®-C DNPH (Short) に関して、空気サンプリング時の通気速度と吸引抵抗(真空度)比較結果を本誌(和光純薬時報)Vol. 71, No.2 で報告した。 Presep®-C DNPH (Short) は Presep®-C DNPH と同様、高純度ポリエチレン製カートリッジに DNPH(2,4-...

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】:大気中のアルデヒド類の分析を始めるにはどんな器材、カラム、試薬を使用すればいいですか

本記事は、Analytical Circle No.31(2003年12月号)に掲載されたものです。

大気中のアルデヒド類の分析を始めようと考えています。どんな器材、カラム、試薬を使用するのか教えて下さい。 ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドなどのアルデヒド類は、悪臭防止法(環境省)、大気汚染防止法(環境省)、シックハウス(室内空気汚染)に係るガイドライン(厚生労働省)で大気および室内空気中の許容濃度、標準的な測定法が定められています。分析法としては、アルデヒドを2,4- ジニトロフェニルヒドラジ...

分析 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】Presep®-C DNPH のアルデヒド誘導体抽出挙動について

本記事は、和光純薬時報 Vol.71 No.4(2003年10月号)において、和光純薬工業 試薬研究所 久保田 守が執筆したものです。

Presep®-C DNPH は、大気および室内空気中のアルデヒド類専用捕集管として開発され、2,4-ジニトロフェニルヒドラジン(DNPH)をコーティングしたシリカゲルがカートリッジカラムに充填されている。 この捕集管の一般的な使用法として、目的の気体を捕集管に通気させてアルデヒド類を捕集、誘導体化後、有機溶媒で抽出して機器分析用試料とする。 本誌(和光純薬時報) Vol.71, No.2 では、...

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】良いODSカラムとはどんなカラムでしょうか

本記事は、Analytical Circle No.30(2003年9月号)に掲載されたものです。

良いODSカラムを一口で説明するのは難しいのですが、一般には性能の高いカラムが良いODSカラムといえます。性能が高いとは 理論段数が高い ピークが左右対称である(シンメトリー係数が1に近い) カラム圧力が低い 耐久性(耐酸性・耐アルカリ性)が高い カラム間のばらつきが小さい などが挙げられます。その他、価格が安い、アプリケーションデータが豊富といった条件も、良いODSカラムという場合含まれる...

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