創薬支援CROサービス(富士フイルムグループ)
2023年3月に富士フイルムグループ創薬支援CROビジネスへの本格参入、2022年10月には国内初のバイオCDMO拠点の新設を発表致しました。富士フイルムグループでライフサイエンス領域における事業成長の加速を目指す中でCRO:医薬品開発受託サービス、CDMO:医薬品製造開発受託サービスを展開していきます。CROについては3つの柱を基点としたサービスを展開していきます。
外部リンク:富士フイルムニュースリリース:創薬支援CROビジネスに本格参入
目次
富士フイルムグループ創薬支援CROの3本の柱と、それを支える技術
創薬支援のためのソリューション
グループシナジーを最大限に活用した新しいCROのあり方を目指す
富士フイルム和光純薬の取り組む受託サービス展開
富士フイルムグループ創薬支援CROの3本の柱と、それを支える技術
富士フイルムグループ展開するCROは、①グループのiPS細胞リーディングカンパニーFUJIFILM Cellular Dynamics社のiPS細胞由来分化細胞、②富士フイルムの幅広い製品開発で培った人工知能AIを活用した技術、③がんや感染症領域で創薬実績・医薬品開発の知見が基盤となっています。富士フイルムの多種多様な領域での技術開発力、富士フイルム富山化学の創薬知、富士フイルム和光純薬の全国の販売網を総結集して、医薬品開発の成功確率の向上と創薬プロセスの効率化を支えてまいります。
創薬支援のためのソリューション
富士フイルムグループのCRO事業では、下記のサービスを展開しています。
- 富士フイルム富山化学の医薬品開発経験・知見を活用
創薬研究支援・コンサルティングサービス
薬物動態試験、安全性試験 - 富山化学の創薬知 x 感染症医薬品開発 をフル活用
病原微生物を用いた感染症試験 - 富士フイルムがコンソーシアムの評価系構築に貢献
iPS心筋細胞を活用した心毒性評価試験サービス - 新しい AI x 創薬 のアプローチ
AIを用いた創薬支援 [drug2drugs®] - 富士フイルム開発のiPS細胞由来腸管上皮細胞「F-hiSIEC™」を使用
In vitro ヒトノロウイルス(HuNoV)消毒効果 評価 - OECDテストガイドライン準拠 動物代替試験法
3次元培養表皮モデルによる皮膚刺激性試験
3次元培養表皮モデルによる皮膚腐食性試験
3D角膜モデル代替法による眼刺激性試験サービスは随時更新、メニューの追加をしています。お見逃しなく!
グループシナジーを最大限に活用し、新しいCROのあり方を目指す
創薬支援CROビジネスのグローバル市場は年率約10%※で成長しているなか、依然として医薬品開発には長い年月と費用やマンパワーといった大きな投資が必要です。富士フイルムグループのそれぞれの強みを総結集させ、これまでにない価値を生み出すCROサービスを順次展開していきます。
※2023年3月16日時点、富士フイルム(株)調べ
富士フイルム和光純薬の取り組む受託サービス展開
富士フイルム和光純薬ではこれまで創薬を含めた様々な研究をサポートするメニューを取り揃えておりますので、お客様の目的に応じてご提案が可能です。詳しくは富士フイルム和光純薬 受託サービスのウェブサイトをご確認ください。