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連載

Talking of LAL 連載

【連載】Talking of LAL「第46話 最近のカブトガニ事情」

本記事は、和光純薬時報 Vol.70 No.1(2002年1月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

ご存じのようにリムルス試薬(LAL)は、カブトガニの血球から製造されます。カブトガニはアメリカ大陸の東側及びアジア大陸の東側に生息しており、アメリカの Limulus 属とアジアの 3 種類の Tachypleus 属の 4 種類が知られています。和光純薬の LAL 製品の原料は、アメリカカブトガニから製造されています。 今回は LAL の原料であるカブトガニのアメリカ事情をご紹介しましょう。

Talking of LAL 連載

【連載】Talking of LAL「第45話 エンドトキシンに結合する血漿成分」

本記事は、和光純薬時報 Vol.69 No.4(2001年10月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

エンドトキシンの生物活性についてはこれまでもいろいろな面から取り上げてきました。エンドトキシンの生物活性を考える時、血液中の成分による修飾を考える必要があります。この修飾の一つにエンドトキシンに結合する血漿成分があり、これらの成分はリムルス試験を行う上でも重要になる場合があります。 今回は、エンドトキシンに結合する血漿成分について考えてみましょう。

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【連載】Talking of LAL「第44話 試料の希釈液」

本記事は、和光純薬時報 Vol.69 No.3(2001年7月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

エンドトキシンの活性が µM オーダーの鉄・アルミニウム・ガリウムで低下することは、これまでに何度か触れてきました。エンドトキシン試験を実際に行うとき、このような金属イオンの含まれた水や試料を用いたために、見かけのエンドトキシン回収率が低くなり、反応干渉因子試験がうまくいかないことがあります。 今回は、この現象の解釈と回避方法について考えてみましょう。

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【連載】Talking of LAL「第43話 LAL の特異性をもう一度」

本記事は、和光純薬時報 Vol.69 No.2(2001年4月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

今回の話題は、LAL の特異性です。このテーマについては、このシリーズでも「第 3 話 LAL の特異性」1) や「第 17 話エンドトキシン特異的試薬」2) などで取り上げてきました。 今回、2000 年に発行された米国薬局方 2nd Supplement に掲載された「Bacterial Endotoxins Test」に LAL の特異性に関する記載が追加されたので、もう一度エンドトキシン試...

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【連載】Talking of LAL「第42話 エンドトキシンの糖鎖」

本記事は、和光純薬時報 Vol.69 No.1(2001年1月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

エンドトキシン、すなわちリポ多糖(LPS)は、リピド Aと呼ばれる脂質部分と、コア糖鎖・O 抗原多糖からなる糖鎖部分で構成されています。リムルス試験に関わる方々は、リムルス試薬の活性化をはじめとしたエンドトキシンの生物活性の多くを担うリピド A に興味を持たれることが多いと思います。 エンドトキシンの糖鎖の部分については、いかがでしょう。著者自身もどちらかというとリピド A の方に興味を持ってきま...

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