【連載】Talking of LAL「第51話 トキシノメーターの応用」
本記事は、和光純薬時報 Vol.71 No.2(2003年4月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。
トキシノメーターの特長として、広い範囲で定量できる、ゲル化法と同じ操作で測定できる、測定を始めたら放っておける(測定終了後いつ結果を取りだしてもよい)、一検体ずつ別々に測定できる、測定時間を延ばすとより低濃度まで測定ができる、などが挙げられます。今回は、トキシノメーターの特長を活かした使い方について考えてみましょう。
トキシノメーターの測定時間は通常 60 分程度と思われます。測定時間を延長すると...