【クロマトQ&A】Wakosil-II HG、AR、RSそれぞれのODSはどの様に使い分ければよいのでしょうか。
本記事は、Analytical Circle No.5(1997年6月号)に掲載されたものです。
Wakosil-Ⅱシリーズは、高純度球状シリカゲルを原料として合成され、さらに高度にエンドキャップ処理されていますので、酸性、塩基性化合物はもとより金属配位性化合物の分析においても対称性に優れたピーク形状が得られるという特長があります。Wakosil-Ⅱシリーズには、Wakosil-Ⅱ HG, AR, RSという分離特性の異なる3タイプのODSがあり、それぞれの特長を生かした有効な使い分け方を以下...