【クロマトQ&A】解離しやすい官能基を持つ試料の保持を調節する方法は
本記事は、Analytical Circle No.12(1999年3月号)に掲載されたものです。
溶質(試料)の溶出挙動に影響を与える移動相の要素として、極性,pHなどがあげられます。前回のQ&Aに引き続き、今回は解離しやすい官能基を持つ試料という事で、pHの影響についてみてみたいと思います。
移動相として極性の大きい水系溶媒を用い、解離しやすい官能基を持った試料成分、特に弱酸性,弱塩基性の成分を分離する場合、溶媒の極性よりも水素イオン濃度やイオン強度が分離に大きな影響を与えます。それはこれら...
