【クロマトQ&A】カラム内径を細くすると本当に性能が良くなるのでしょうか。
本記事は、Analytical Circle No.8(1998年3月号)に掲載されたものです。
セミミクロカラムやミクロカラムは、一般的に次のような有用性が有ります。
移動相使用量が少なくて済む
わずかなサンプル量で分析できる
検出感度が増大する
等です。
反面、HPLC装置がミクロカラムに対応している事(ポンプの流量精度、注入装置、検出器、配管etc.)が必須です。カラム内径が小さければ小さいほど装置の影響を受け易く、取り扱いに注意が必要となります。
今回のご質問は、"性能がよくなる?...