siyaku blog

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分析

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】グラジエント分析法でカラムサイズや流速をかえて分析したい。

本記事は、Analytical Circle No.15(1999年12月号)に掲載されたものです。

ODSなど逆相充てん剤カラムを用いたHPLC 分析では、時間とともに溶媒の混合比を直線的に変化させて溶離するグラジエント分析法が多く用いられています。前回のQ&A、装置を変える場合に続いて、今回はカラムサイズや流速をかえて分析する場合のポイントについて触れたいと思います。 [1]カラム長さを変える場合(流速条件は同一)(図1) ポイント:グラジエントの初期濃度と最終濃度を同一とし、グラジエ...

分析 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】Wakopak Combi ODS カラムについて

本記事は、和光純薬時報 Vol.67 No.4(1999年10月号)において、和光純薬工業 大阪研究所 上森 仁志が執筆したものです。

約 10 年前から始まったコンビナトリアルケミストリーは、医薬開発での有用性が認められ、ハイスループットスクリーニング技術と合わせて創薬研究に欠かせない手法として定着しているように思われる。コンビナトリアル合成は、より短時間に多種多様な化合物を一度に合成できるメリットを持ち、目的とする化合物を一つ一つ合成していた従来の方法に比べ格段のスピード化がはかられた。 この合成された"多種多様な化合物の混じ...

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】同じグラジエント条件で他のHPLC 装置を使ったらうまく再現しません。

本記事は、Analytical Circle No.14(1999年9月号)に掲載されたものです。

HPLC 分析では、一定組成の溶媒で溶離するイソクラティック分析法と、ご質問にある、時間とともに移動相組成を変化させて溶離するグラジエント分析法が用いられています。移動相の溶媒混合比、イオン強度、pH などを時間とともに凸型、直線型、凹型に変化させます。ODS など逆相充てん剤カラムを用いた分析では、溶媒の混合比を直線型に変化させる手法が多くとられます。目的は、(1)保持能(k')が小さく溶出が早...

分析 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】HPLC 法による水中農薬の一斉分析

本記事は、和光純薬時報 Vol.67 No.3(1999年7月号)において、和光純薬工業 大阪研究所 上森 仁志が執筆したものです。

ゴルフ場で使用される農薬による水質汚染を未然に防止するために、平成 2 年にゴルフ場の排水口における遵守すべき農薬濃度の指針値等を定めた「暫定指導指針」が環境庁より公示され、その指針に基づく水質調査、指導がスタートした。これら農薬の一斉分析にはシアノプロピル型充てん剤が有効であるとの知見を得、ゴルフ場農使用農薬分析専用カラムとして「Wakopak Wakosil Agri-9」を開発した。 本カラ...

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】内径2mmφのセミミクロカラムを使用したが、一般に言われる様な感度アップが認められません。

本記事は、Analytical Circle No.13(1999年6月号)に掲載されたものです。

No.8 では、セミミクロカラムを利用する事により内径4.6mm に比べて 移動相使用量が少なくて済む わずかなサンプル量で分析できる 検出感度が増大する など、いくつかの注意点を示しながら有用性を紹介しました。しかし、実際の取扱いにおいては、ハード及びソフト面でいくつかの注意が必要になります。 ハード面に関しては、ご質問内容にも書かれておられるようにミクロカラムに対応しているようですが、もう...

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