【クロマトQ&A】グラジエント分析法でカラムサイズや流速をかえて分析したい。
本記事は、Analytical Circle No.15(1999年12月号)に掲載されたものです。
ODSなど逆相充てん剤カラムを用いたHPLC 分析では、時間とともに溶媒の混合比を直線的に変化させて溶離するグラジエント分析法が多く用いられています。前回のQ&A、装置を変える場合に続いて、今回はカラムサイズや流速をかえて分析する場合のポイントについて触れたいと思います。
[1]カラム長さを変える場合(流速条件は同一)(図1)
ポイント:グラジエントの初期濃度と最終濃度を同一とし、グラジエ...
