siyaku blog

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分析

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】カラム使用後の洗浄、保存にどんな溶媒を使用すればよいか

本記事は、Analytical Circle No.16(2000年3月号)に掲載されたものです。

現在HPLC で使用されているカラムは、担体を充てんした市販のパックドカラムがほとんどだと思います。この場合、出荷時にカラム内に満たされている溶媒から使用する移動相に置換する必要があります。また使用した移動相のままカラムを置いておくとカラムの劣化につながることがあるため、カラム内を適当な溶媒に置換する必要があります。今回はカラム使用後の洗浄方法を中心に、移動相置換時の注意点、保存溶媒などについてお...

分析 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】HPLC 法によるビスフェノール A とノニルフェノールの分析

本記事は、和光純薬時報 Vol.68 No.1(2000年1月号)において、和光純薬工業 大阪研究所 上森 仁志が執筆したものです。

私達の身の回りには人為的に作り出された様々な有害化学物質が存在し、長期的な暴露により人間の健康および生態系への影響が懸念されている。環境庁は 1998 年 5 月に「外因性内分泌撹乱化学物質問題への環境庁の対応方針について」(環境ホルモン戦略 SPEED '98)を発表し、汚染の実態調査、試験研究の推進を図るなどの取組みについて示すとともに、1998 年 8-9 月に建設省と共同で第 1 次全国実...

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】グラジエント分析法でカラムサイズや流速をかえて分析したい。

本記事は、Analytical Circle No.15(1999年12月号)に掲載されたものです。

ODSなど逆相充てん剤カラムを用いたHPLC 分析では、時間とともに溶媒の混合比を直線的に変化させて溶離するグラジエント分析法が多く用いられています。前回のQ&A、装置を変える場合に続いて、今回はカラムサイズや流速をかえて分析する場合のポイントについて触れたいと思います。 [1]カラム長さを変える場合(流速条件は同一)(図1) ポイント:グラジエントの初期濃度と最終濃度を同一とし、グラジエ...

分析 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】Wakopak Combi ODS カラムについて

本記事は、和光純薬時報 Vol.67 No.4(1999年10月号)において、和光純薬工業 大阪研究所 上森 仁志が執筆したものです。

約 10 年前から始まったコンビナトリアルケミストリーは、医薬開発での有用性が認められ、ハイスループットスクリーニング技術と合わせて創薬研究に欠かせない手法として定着しているように思われる。コンビナトリアル合成は、より短時間に多種多様な化合物を一度に合成できるメリットを持ち、目的とする化合物を一つ一つ合成していた従来の方法に比べ格段のスピード化がはかられた。 この合成された"多種多様な化合物の混じ...

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】同じグラジエント条件で他のHPLC 装置を使ったらうまく再現しません。

本記事は、Analytical Circle No.14(1999年9月号)に掲載されたものです。

HPLC 分析では、一定組成の溶媒で溶離するイソクラティック分析法と、ご質問にある、時間とともに移動相組成を変化させて溶離するグラジエント分析法が用いられています。移動相の溶媒混合比、イオン強度、pH などを時間とともに凸型、直線型、凹型に変化させます。ODS など逆相充てん剤カラムを用いた分析では、溶媒の混合比を直線型に変化させる手法が多くとられます。目的は、(1)保持能(k')が小さく溶出が早...

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