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連載

Talking of LAL 連載

【連載】Talking of LAL「第32話 エンドトキシンとサイトカイン」

本記事は、和光純薬時報 Vol.66 No.3(1998年7月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

エンドトキシンは種々の生物活性を示します。これらの活性は、細胞への直接作用及びその結果産生される液性因子によって起こると考えられます1)。エンドトキシンによって産生される液性因子としては、インターロイキン(IL)-1、IL-6、IL-8、腫瘍壊死因子(TNF)、インターフェロン(IFN)などのサイトカインや血小板活性化因子(PAF)、アラキドン酸カスケード因子などのケミカルメディエーター組織因子(...

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【連載】Talking of LAL「第31話 パイロセップ法の応用」

本記事は、和光純薬時報 Vol.66 No.2(1998年4月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

エンドトキシン吸着剤「パイロセップ」を用いたエンドトキシン測定法については、第 20 話でご紹介しました。今回は、このパイロセップ法の応用について考えてみたいと思います。 パイロセップ法とは、エンドトキシンがパイロセップに吸着しやすい酸性・低イオン強度の条件で試料中のエンドトキシンをパイロセップに吸着し、これを洗浄した後、エンドトキシンが脱着しやすいアルカリ側でリムルス試薬と反応させるという方法で...

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【連載】Talking of LAL「第30話 グラム陰性菌とリムルス試薬の反応性」

本記事は、和光純薬時報 Vol.66 No.1(1998年1月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

エンドトキシンとはグラム陰性菌の外膜に存在するリポ多糖である・・・と一般にいわれています。リポ多糖と一言で言っても、物質として一種類という訳ではありません。菌株によってその構造は様々です。 また、一つの菌株から精製したエンドトキシンでも、O 抗原多糖の繰り返し数が異なる分子が存在するため、種々の分子量のリポ多糖の集合体となっています。これらのことから考えても、グラム陰性菌とリムルス試薬の反応性は、...

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【連載】Talking of LAL「第29話 抗生物質とエンドトキシン」

本記事は、和光純薬時報 Vol.65 No.4(1997年10月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

最近のエンドトキシン研究の話題の一つに「抗生物質による菌体からのエンドトキシン放出」があります。詳しくは谷1)や Faist2) による総説にゆずるとして、今回は、この話題の中からおもしろそうなことを拾い上げてみましょう。 昨年の腸管出血性大腸菌 O157 感染症で、治療における抗生物質の投与方法が議論されたことは、記憶に新しいところです。すなわち、菌の殺し方によって、その菌が持つ毒素の放出の挙動...

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【連載】Talking of LAL「第28話 エンドトキシン試験法の実際」

本記事は、和光純薬時報 Vol.65 No.3(1997年7月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

今回は、平成 8 年に改正された日本薬局方に基づいたエンドトキシン試験法を、実際にトキシノメーターで行う場合について考えてみましょう。 第十三改正日本薬局方1)(以下 13 局)に取入れられたエンドトキシン試験法では、定量的な方法が認められました。13 局では光学的方法を比濁法及び比色法に分けていますが、実際の試験では、検量線の作成方法によっても分けられています。すなわち、検量線におけるエンドトキ...

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