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分析

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】:溶媒のQTofMS用、HPLC用、LC/MS用の違い

本記事は、Analytical Circle No.84(2017年3月号)に掲載されたものです。

HPLCは広範な試料の分析に適応可能な分析法として幅広い分野で用いられています。HPLCで使用する溶媒は、試料成分を溶解するが試料成分と反応しない、カラムへの負荷が少ない、検出を妨害しない、などの条件を基に選択します。検出を妨害しない要件として、HPLCでは紫外可視吸光光度検出器や蛍光検出器が多く用いられるため、吸光度や蛍光が低く抑えられていることが挙げられます。LC/MSにおいては質量分析計で目...

分析 ライフサイエンス テクニカルレポート

【テクニカルレポート】α-グルコシダーゼ活性阻害測定キットの開発

本記事は、和光純薬時報 Vol.85 No.1(2017年1月号)において、和光純薬工業 試薬化成品研究所 松井 泰子が執筆したものです。

酵素活性を保証したα-グルコシダーゼ酵素を含む、「α-グルコシダーゼ活性阻害測定キット」(以下、キット)を開発した。別売りの「ラボアッセイ™グルコース」と組合せることで、食品などに含まれる成分のα-グルコシダーゼ阻害作用を測定することが可能である。 キット中のα-グルコシダーゼは二糖類(スクロース及びマルトース)を基質とした分解活性を保証しており、α-グルコシダーゼ阻害活性(IC50)値を測定する...

分析 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】シリカゲル 40F254TLC プレート - ワコーの開発と分離精製システムへの応用

本記事は、和光純薬時報 Vol.84 No.4(2016年10月号)において、和光純薬工業 試薬化成品研究所 柴田 剛志が執筆したものです。

現在、分離精製分野で使用されているシリカゲル製品は、一般的に比表面積 400 〜500m2/g、細孔径 6 〜7nmのシリカゲルで構成されています。当社ではより有用な分離材料として、比表面積 700 ~800m2/g、細孔径 3 〜 4nm の高比表面積シリカゲルに着目し、本シリカゲルが一般シリカゲルと比べて以下の2点において有用であることを見出しました。 ・約 2 倍の分離能を有する(負荷量を ...

分析 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】Presep® RPP-WCXを用いた水道水中のイミノクタジン、ジクワット及びパラコートの分析

本記事は、和光純薬時報 Vol.83 No.4(2015年10月号)において、和光純薬工業 試薬化成品研究所 須藤 勇紀が執筆したものです。

分析試料の精製・濃縮などの前処理として用いられる固相抽出法(SPE)は、従来の液-液抽出法に比べて簡便かつ、多検体の同時処理が可能などの利点をもち、医薬・食品・環境分析など幅広い分野で採用されています。 Presep® (プレセップ®) RPPシリーズは、ディスポーザブルタイプの固相抽出用カラムであり、担体として親水性と疎水性を併せ持つジビニルベンゼン-メタクリレート系ベースポリマーを充てんしたカ...

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】:液体クロマトグラフィーに使用する溶媒のグレードについて

本記事は、Analytical Circle No.78(2015年9月号)に掲載されたものです。

皆さんもご存じの通り、現在数多くのグレードの試薬が販売されています。例えばアセトニトリルの場合、試薬特級、1級といった一般試薬のほか、高速液体クロマトグラフ(HCPLC)用、LC/MS用などの用途別試薬があります。 各グレードにはどのような違いがあるのか、アセトニトリルの当社試薬特級とHPLC用、LC/MS用の規格項目と規格値を表1に示し比較します。

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