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分析

分析 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】Presep® RPPシリーズを用いたネオニコチノイド系農薬の固相抽出法

本記事は、和光純薬時報 Vol.82 No.4(2014年10月号)において、和光純薬工業 試薬化成品研究所 須藤 勇紀が執筆したものです。

分析試料の精製・濃縮などの前処理として用いられる固相抽出法(SPE)は、従来の液 - 液抽出法に比べて簡便かつ、多検体の同時処理が可能などの利点をもち、医薬・食品・環境分析など幅広い分野で採用されています。 Presep®(プレセップ ®)RPP シリーズは、ディスポーザブルタイプの固相抽出用カラムであり、担体として親水性と疎水性を併せ持つジビニルベンゼン - メタクリレート系ベースポリマーを充て...

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】:アミノ酸分析用標準品、混合標準液

本記事は、Analytical Circle No.74(2014年9月号)に掲載されたものです。

前回および前々回のクロマトQ&Aでアミノ酸の誘導体化についてご説明しましたが、標準アミノ酸の分析例にはアミノ酸混合標準液を誘導体化したものを使用しています。アミノ酸混合標準液はアミノ酸分析機やHPLCによるアミノ酸組成・配列分析における定性、定量の標準としてご利用いただけます。今回は各種混合標準液の組成と濃度、および単品で販売しているアミノ酸標準品をご紹介します。あわせて、LC/MSなどの...

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】:アミノ酸分析法(2):LC/MS-アミノ酸分析(アミノタグワコー)

本記事は、Analytical Circle No.73(2014年6月号)に掲載されたものです。

アミノ酸組成分析法で代表的な方法は、アミノ酸を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により分離した後、ニンヒドリンやo-フタルアルデヒド(OPA)などで発色または発蛍光させて検出する(1) ポストラベル法と、あらかじめアミノ酸を標識した後、HPLCで分離分析する(2) プレラベル法、また近年、LC/MSの普及によりアミノ酸を誘導体化せずに検出する(3) 直接検出法、の三つに大別されます。LC/MS...

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】:アミノ酸分析法(1):PTC-アミノ酸分析システムと誘導体化法

本記事は、Analytical Circle No.72(2014年3月号)に掲載されたものです。

アミノ酸組成分析法は、タンパクやペプチドの研究の場においてはもちろんのこと、食品中の遊離または構成アミノ酸の分析や、各種発酵過程におけるモニタリング、あるいは、尿や血液を試料としたアミノ酸代謝異常症の診断など、各方面、分野において非常に重要な分析方法です。 アミノ酸組成分析法で代表的な方法は、アミノ酸を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により分離した後、ニンヒドリンやo-フタルアルデヒド(OP...

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】:HPLC カラムWakopak®の接続タイプについて

本記事は、Analytical Circle No.71(2013年12月号)に掲載されたものです。

旧タイプのHPLC装置では、各社HPLC装置により接続部分の規格が異なり、配管および接続用部品がステンレス製の製品を使用している場合には最初に使用したカラムに合わせて配管と接続部品が固定されてしまい、カラムを交換する際にはそれまで使用していたカラムと同じ接続タイプのカラムを選択する必要がありました。 しかし、接続タイプの統一化が進み、現在ではほとんどのメーカーがインチネジを採用、フェラルサイズも統...

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