コルヒチン
Colchicine
基本情報
ドキュメント
アプリケーション
概要・使用例
概要 | 〈細胞研究試薬〉〈細胞骨格研究用試薬〉〈糖タンパクの細胞内輸送阻害剤〉 糖タンパク質のゴルジから細胞表層への転送阻害剤。 〈細胞研究試薬〉〈細胞骨格研究用試薬〉〈作用薬物〉〈対微小管系〉 チュブリン2量体に特異的に結合することによって、チュブリン重合の末端因子として作用し、極めて、低濃度でチュブリンの重合を阻害する。多くの動物細胞では、10^-6mol/lの低濃度コルヒチンでほとんどすべての微小管が消失し、細胞分裂は、10^-7mol/lでも阻害される。 〈培養工学用試薬〉〈動物組織培養〉〈同調培養試薬〉 ユリ科植物イヌサフランに含まれるアルカロイドで動植物細胞の有系分裂を抑制する。 〈培養工学用試薬〉〈植物組織培養〉〈植物生長制御試薬〉〈倍化剤〉 葯・花粉培養等により得られた半数性植物を2倍体にし、純系の植物を作るときに使用します。 Nalidixic Acid がん研究用試薬細胞分裂・血管新生・アポトーシス関連の基礎研究用試薬 ■細胞骨格・細胞分裂阻害剤 微小管脱重合剤。細胞周期同調剤。チューブリン二量体への結合によりチューブリン重合の末端因子として作用し、極めて低濃度でチューブリンの重合を阻害する。 Wako Bio Window No.87, p11 (2008.2) |
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用途 | 同調培養用試薬。 |
物性情報
外観 | 白色~わずかにうすい黄色, 結晶性粉末~粉末 |
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溶解性 | 水に微溶, エタノールに易溶, エーテルに難溶。 クロロホルムに可溶、石油エーテルに不溶。 エタノールに溶けやすく、水にやや溶けにくく、アセトンに極めて溶けにくい。 |
融点 | 157℃ |
比旋光度 | [α]D20-230〜-245° (c=1,C2H5OH) (after drying) |
製造元情報
別名一覧
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 掲載されている試薬は、試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。
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