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デメコルシン Demecolcine

生化学用
for Biochemistry
規格含量 :
90.0+% (Absorptiometry)
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
冷蔵 (氷冷輸送)
CAS RN® :
477-30-5
分子式 :
C21H25NO5
分子量 :
371.43
GHS :
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
045-16963
JAN
4987481396982
5mg
希望納入価格
6,200 円

19

販売元
049-16961
JAN
4987481248984
20mg
希望納入価格
19,100 円

19

ドキュメント

SDS
製品規格書
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

アプリケーション

概要・使用例

概要 〈細胞研究試薬〉〈細胞骨格研究用試薬〉〈作用薬物〉〈対微小管系〉
 チュブリンに結合して微小管形成をさまたげる、チュブリン重合阻害剤。
 
〈培養工学用試薬〉〈動物組織培養〉〈同調培養試薬〉
 デメコルシンはコルヒチンよりも毒性がはるかに弱く、薬剤除去による回復が早いため、培養細胞の同調にも用いられる。
 
〈細胞研究試薬〉〈細胞増殖・シグナル伝達研究試薬〉〈細胞周期関連試薬〉〈細胞周期阻害剤〉
 
〈変異原性試験〉〈培養細胞を用いる変異原性試験【染色体異常試験】〉〈染色体標本作製〉
イヌサフラン(Colchicum autumnale)のアルカロイドの一つ。コルヒチンは古くから動植物細胞の有糸分裂を抑制することで知られるが、毒性が強いのが難点であった。しかし、このデメコルシンはコルヒチンよりはるかに毒性が弱いため、よく利用されている。細胞の分裂周期をM期にためるために、コルヒチン同様、コルセミドが用いられる。
本品は紡錘糸形成を阻害する作用があるため、細胞はM期(分裂期)より先に進めなくなり、全ての細胞はM期でストップする。この作用を利用して、細胞の同調培養に使用される。一般的な使用濃度は培養液中0.05μg/mlである。
Demecolcine
がん研究用試薬細胞分裂・血管新生・アポトーシス関連の基礎研究用試薬
■細胞骨格・細胞分裂阻害剤
微小管脱重合剤。細胞周期同調剤。コルヒチンとほぼ同様の機能を持つが、コルヒチンより毒性が弱い。
Wako Bio Window No.87, p11 (2008.2)
用途 細胞の同調培養添加剤。

物性情報

外観 白色~黄褐色、粉末
溶解性 エタノールに溶ける。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。
融点 約185℃
比旋光度 -129.0°(D/20℃)(c=1, クロロホルム)

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

  • 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
  • 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
  • 掲載されている製品について
    【試薬】
    試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
    試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
    【医薬品原料】
    製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
  • 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
  • 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。