カンプトテシン
Camptothecin
- 生化学用
-
for Biochemistry
- 規格含量 :
- 98.0+% (HPLC)
- 製造元 :
- 富士フイルム和光純薬(株)
- 保存条件 :
- 冷蔵 (氷冷輸送)
- CAS RN® :
- 7689-03-4
- 分子式 :
- C20H16N2O4
- 分子量 :
- 348.35
- GHS :
-
- 構造式
- ラベル
- 荷姿
比較
|
製品コード
|
容量
|
価格
|
在庫
|
|
---|---|---|---|---|---|
|
|
100mg
|
|
20以上 |
|
|
|
500mg
|
|
16 |
ドキュメント
アプリケーション
概要・使用例
概要 | クロタキカズラ科クサミズキ(Nothapodytes foetida)、ヌマミズキ科カンレンボク(Camptotheca acuminata)に含まれるアルカロイド。骨格はキノリンであるが、生合成的にはインドールアルカロイドの類縁体である。本品はDNAトポイソメラーゼIの可逆的阻害剤で、トポイソメラーゼ-DNAのコンプレックスに結合して安定化する。抗白血病、抗腫瘍作用があり、TatによるHIV-1の活性化を阻害する。非腫瘍形成性細胞には細胞毒性を示さず、腫瘍形成性細胞には細胞毒性を示す。HL-60細胞及びマウス胸腺細胞のアポトーシスを誘導する。本品の誘導体には抗癌薬イリノテカン(トポテシン)がある。 Camptothecin がん研究用試薬細胞分裂・血管新生・アポトーシス関連の基礎研究用試薬 ■トポイソメラーゼ、テロメラーゼ関連阻害剤 トポイソメラーゼⅠの可逆的阻害剤で、トポイソメラーゼ-DNAのコンプレックスに結合して安定化し、DNA障害を引き起こす。 Wako Bio Window No.87, p10 (2008.2) |
---|---|
用途 | 薬理研究、有機合成原料。 |
物性情報
外観 | わずかにうすい黄色~褐色, 結晶性粉末~粉末 |
---|---|
起源 | Mappia sp. |
溶解性 | エタノール、アセトン及び水にほとんど溶けない。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
比旋光度 | +38~+48°(D/20℃)(c=0.4,CHCl3-CH3OH) |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
- 掲載内容は本記事掲載時点の情報です。仕様変更などにより製品内容と実際のイメージが異なる場合があります。
- 製品規格・包装規格の改訂が行われた場合、画像と実際の製品の仕様が異なる場合があります。
- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
- 製造専用医薬品及び医薬品添加物などを医薬品等の製造原料として製造業者向けに販売しています。製造専用医薬品(製品名に製造専用の表示があるもの)のご購入には、確認書が必要です。
- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。
Share