siyaku blog

- 研究の最前線、テクニカルレポート、実験のコツなどを幅広く紹介します。 -

テクニカルレポート

分析 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】Presep® RPPシリーズを用いたネオニコチノイド系農薬の固相抽出法

本記事は、和光純薬時報 Vol.82 No.4(2014年10月号)において、和光純薬工業 試薬化成品研究所 須藤 勇紀が執筆したものです。

分析試料の精製・濃縮などの前処理として用いられる固相抽出法(SPE)は、従来の液 - 液抽出法に比べて簡便かつ、多検体の同時処理が可能などの利点をもち、医薬・食品・環境分析など幅広い分野で採用されています。 Presep®(プレセップ ®)RPP シリーズは、ディスポーザブルタイプの固相抽出用カラムであり、担体として親水性と疎水性を併せ持つジビニルベンゼン - メタクリレート系ベースポリマーを充て...

合成・材料 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】WEA シリーズ

本記事は、和光純薬時報 Vol.82 No.1(2014年1月号)において、和光純薬工業 化成品開発本部 商品開発部 清洲 高広が執筆したものです。

これまでパソコンや携帯電話などを中心として使用されてきたリチウムイオン二次電池は環境エネルギーの問題を解決するキーデバイスとして期待されており、自動車や大型蓄電池への適用が始まっている。これをより高性能にするために電極と電解液の界面を制御する技術が求められている。

ライフサイエンス テクニカルレポート

【テクニカルレポート】ヒト万能性幹細胞研究用試薬;未分化維持培地 StemSure® hPSC Medium Δ 及び蛍光標識未分化マーカーレクチン rBC2LCN (AiLecS1)

本記事は、和光純薬時報 Vol.82 No.1(2014年1月号)において、和光純薬工業 ライフサイエンス研究所 細胞生物センター 福田 雅和、吉居 華子が執筆したものです。

再生医療の実現が望まれる昨今、幹細胞研究分野は目覚しい発展を遂げている。なかでも大きなブレイクスルーはヒト万能性幹細胞である胚性幹細胞(ES 細胞)及び人工多能性幹細胞(iPS 細胞)の樹立である。iPS 細胞は終末分化した体細胞から樹立できることから、ES 細胞樹立時に伴う受精卵破壊という倫理的問題を回避でき、また移植医療の高いハードルである拒絶反応も生じないという理由から、細胞移植医療の有望な...

合成・材料 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】光塩基発生剤(WPBGシリーズ)

本記事は、和光純薬時報 Vol.81 No.3(2013年7月号)において、和光純薬工業 化成品研究所 酒井 信彦が執筆したものです。

UV(紫外線:Ultra Violet)を利用した化学反応は古くから知られており、さまざまな分野で広く応用されている。中でも、UV 照射によってラジカルや酸などの化学種を発生し、モノマーを重合もしくは架橋させて硬化樹脂を形成する技術は、電子産業、塗料、インキ、接着剤、封止材の分野で幅広く利用されている。硬化が迅速であるため生産効率を飛躍的に向上できることや、UV 照射部分にのみ選択的に微細な加工を...

分析 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】UHPLC用カラム Wakopak® Ultra C18-2 を使用した大豆イソフラボン類の一斉分析

本記事は、和光純薬時報 Vol.81 No.2(2013年4月号)において、一般社団法人 埼玉県食品衛生協会検査センター 検査部 食品化学担当部長 尾崎 巌 様に執筆いただいたものです。

UHPLC(超高速液体クロマトグラフィー:Ultra High Performance Liquid Chromatography)は、粒子径2µm前後の充填剤を用いたカラムを使用することにより、分析時間の短縮、標準的な長さのカラムを用いた時の高分離が可能な液体クロマトグラフィーです。ここでは、UHPLC用カラムを使用した大豆イソフラボン類の一斉分析について紹介します。

キーワード検索

月別アーカイブ

当サイトの文章・画像等の無断転載・複製等を禁止します。