siyaku blog

- 研究の最前線、テクニカルレポート、実験のコツなどを幅広く紹介します。 -

Talking of LAL

Talking of LAL 連載

【連載】Talking of LAL「第54話 リムルス試験の将来」

本記事は、和光純薬時報 Vol.72 No.1(2004年1月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

エンドトキシン測定に関してはリムルス試薬の独壇場ですが、この試験が開発されてからすでに 30 年もの年月が経っています。この間、種々の技術は開発されたものの、カブトガニの献血によって試薬原料をまかなっている部分は変わっていません。 科学技術が進歩する中、エンドトキシン測定は、今後どのようになっていくのでしょうか。また、エンドトキシン試験法は各国の局方に収載されていますが、公定法としてのエンドトキシ...

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【連載】Talking of LAL「第53話 SLP試薬の応用」

本記事は、和光純薬時報 Vol.71 No.4(2003年10月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

今回は、久しぶりに SLP 試薬の登場です。 SLP 試薬は、細菌細胞壁成分の一つであるペプチドグリカンと真菌の細胞壁成分の一つである β-グルカンに反応して、フェノールオキシダーゼの活性を出現させ、最終的にメラニンを生成する試薬です。このメラニン生成を測定することによって、ペプチドグリカンや β-グルカンを定量することが可能です1)。 トキシノメーターを使用すると、LAL によるエンドトキシン測...

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【連載】Talking of LAL「第52話 エンドトキシンの種類」

本記事は、和光純薬時報 Vol.71 No.3(2003年7月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

今回は、エンドトキシンの種類について、リムルス試験の観点から考えてみましょう。 エンドトキシンの研究は、臨床的に重要な細菌について進められてきました。実際、現在使用されているエンドトキシン標準品は大腸菌やサルモネラ菌由来のものです。例えば、日本薬局方では Escherichia coli UKT-B 株由来の、米国薬局方では Escherichia coli O113 株由来の、欧州薬局方では S...

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【連載】Talking of LAL「第51話 トキシノメーターの応用」

本記事は、和光純薬時報 Vol.71 No.2(2003年4月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

トキシノメーターの特長として、広い範囲で定量できる、ゲル化法と同じ操作で測定できる、測定を始めたら放っておける(測定終了後いつ結果を取りだしてもよい)、一検体ずつ別々に測定できる、測定時間を延ばすとより低濃度まで測定ができる、などが挙げられます。今回は、トキシノメーターの特長を活かした使い方について考えてみましょう。 トキシノメーターの測定時間は通常 60 分程度と思われます。測定時間を延長すると...

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【連載】Talking of LAL「第50話 エンドトキシン試験のアメリカ事情」

本記事は、和光純薬時報 Vol.71 No.1(2003年1月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

今、筆者はアメリカに来ています。そこで、今回はアメリカにおけるエンドトキシン試験について考えてみたいと思います。 アメリカにおけるエンドトキシン試験の手法に関する確かなデータはありませんが、最近では半分以上が比濁時間分析法や比色時間分析法といったカイネティック法になっているそうです。もちろん、ゲル化法が重要な位置を占めていることに変わりはありませんが、マイクロプレートリーダーを用いたカイネティック...

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