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クロマトQ&A

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】:ミックスモード固相抽出カラム(逆相+イオン交換)について

本記事は、Analytical Circle No.69(2013年6月号)に掲載されたものです。

ミックスモード固相抽出カラム(逆相+イオン交換)は、逆相系モードでは捕集が難しいイオン性化合物の捕集や中性、塩基性、酸性が混在した目的化合物をイオン性の違いにより分離して抽出する際に有用な固相抽出カラムです。逆相モード、逆相+陰イオン交換モード、逆相+陽イオン交換モード、各カラムの用途、使用例を比較して表1に示します。 分析試料の精製・濃縮などの前処理に固相抽出法(SPE)は従来の液-液抽出法に比...

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】:非イオン界面活性剤のHPLC分析カラムについて

本記事は、Analytical Circle No.67(2012年12月号)に掲載されたものです。

当社、HPLCカラム "Wakopak®" 製品で塩基性条件で使用可能なODSカラムは、Wakopak®Ultra C18シリーズです。pH1.5~10の範囲で使用可能で、高い耐久性を示します。粒子径が2 µm、3 µm、5 µmの製品を取り揃えています。 Wakopak®Ultra C18-5およびUHPLC用Wakopak®Ultra C18-2を用いた、非イオン界面活性剤(ヘプタオキシエチレ...

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】:HPLCカラムの保管溶媒について

本記事は、Analytical Circle No.65(2012年6月号)に掲載されたものです。

HPLCカラムの保管は、充てん剤の種類により注意が必要です。使用後に置換して保管する際の溶媒についてご紹介します。当社HPLCカラムWakopak®を出荷する際の封入溶媒を表1にまとめていますので、参考にしてください。

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】:Wakopak ODSカラムの洗浄、保守・保管方法について

本記事は、Analytical Circle No.64(2012年3月号)に掲載されたものです。

連続分析中に、ピーク形状が急に以上になった場合は、カラムの突然の劣化よりも、他の要因が起因している場合がほとんどです。しかし、いったん分析を中断し後日、分析を再開した場合や長期使用せず保管していたカラムでは、分析使用後のカラムの保守・保管状況がカラムの劣化に大きく影響してきます。また、どんなに丁寧に使用されてもカラムは徐々に劣化します。急なトラブルを回避して安心した分析のためには、使用後のカラムの...

分析 クロマトQ&A

【クロマトQ&A】:逆相系HPLC分析では、アセトニトリルとメタノールがよく使用されますが、用途の違いは何ですか

本記事は、Analytical Circle No.63(2011年12月号)に掲載されたものです。

逆相クロマトの溶離液は、水/有機溶媒がよく用いられています。特に有機溶媒は、メタノールやアセトニトリルが多く使われています。価格的にはメタノールが安価ですが、メタノールで全て代用することは難しいようです。 それぞれの特長をまとめました。

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