siyaku blog

- 研究の最前線、テクニカルレポート、実験のコツなどを幅広く紹介します。 -

分析

分析 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】STQ法を応用したネオニコチノイド系農薬の分析法

本記事は、ChemGrowing Vol.15 (2021年2月号)において、株式会社アイスティサイエンス技術営業部 小西 賢治様に執筆いただいたものです。

ネオニコチノイド系農薬は各国で使用されているが、ミツバチにおいて蜂群崩壊症候群の一因とされているため、近年ではEUなど諸外国で一部使用規制が進んでいる。しかし日本では使用規制がなされていないため分析の需要も高い。ここでは「迅速・簡便・高精製」な残留農薬分析法であるSTQ※-LC法を応用し、ネオニコチノイド系農薬に最適化した結果を紹介する。

分析 総説

【総説】下痢性貝毒オカダ酸群と分析用標準物質

本記事は、和光純薬時報 Vol.89 No.1(2021年1月号)において、国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産技術研究所 環境・応用部門 水産物応用開発部 鈴木 敏之様に執筆いただいたものです。

貝毒など海洋生態系の自然毒の多くは有毒プランクトンにより生産され、食物連鎖を介して魚介類に蓄積される。ホタテガイやカキなどの二枚貝は、プランクトンを餌としているため、餌としたプランクトンの中に有毒プランクトンが含まれていると毒を蓄積して毒化する。毒化した二枚貝をヒトが喫食することにより貝中毒を発症するが、有毒プランクトンが生産する原因毒により、中毒症状は様々である。 貝毒などの海洋生物毒は無味無臭...

分析

NMRの測定がうまくいかないときは?(その②)

本記事はWEBに混在する化学情報をまとめ、それを整理、提供する化学ポータルサイト「Chem-Station」の協力のもと、ご提供しています。

生成物のシグナルが重なり、カップリング値や積分値が出せない場合はどうすればいいか?他の重水素化溶媒を試してください。目的のピークが出てくることがあります。特に二重結合領域や芳香族領域に関心がある場合、benzene-d6を用いると良い結果を得られることがあります。化合物がCDCl3に溶けない。どうすればいいか?こちらも異なる重水素化溶媒を試してください。benzene-d6、acetone-d6、...

分析

NMRの測定がうまくいかないときは?(その①)

本記事はWEBに混在する化学情報をまとめ、それを整理、提供する化学ポータルサイト「Chem-Station」の協力のもと、ご提供しています。

溶媒量が少なすぎる場合、シムコイルが過熱し、マシンの故障につながります。化合物量が少なく、厳しい測定が予想されたとしても溶媒量は一定以上を保ちましょう。低沸点溶媒を用いて長時間測定する時や温度可変測定の場合は、キャップにパラフィルムを巻くように推奨されることもあります。

分析 総説

【総説】マリントキシン研究の楽しみ

本記事は、和光純薬時報 Vol.88 No.4(2020年10月号)において、東北大学名誉教授、一般財団法人日本食品分析センター顧問 安元 健様に執筆いただいたものです。

今回、富士フイルム和光純薬の好意によって筆者のライフワークである「海洋生物毒研究」を紹介する機会を得ました。海洋生物毒には多彩な顔があります。化学構造や薬理作用の解明、食品衛生・公衆衛生面への対策、生態・生物学的意義の解明等があります。 筆者の最大の関心事は「毒の化学構造」ですが、毒化の真犯人「=毒の生産者」を見つけ出す過程も楽しい作業でした。微小生物が毒を生産し、食物連鎖によって拡散するように、...

キーワード検索

月別アーカイブ

当サイトの文章・画像等の無断転載・複製等を禁止します。