siyaku blog

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連載

合成・材料 Wako Organic Chemical News 連載

【連載】Wako Organic Chemical News No.11「ATRPとRAFT重合」

1926年にドイツのHermann Staudingerによって高分子の概念が提唱されて以来、その研究は大きく進展し、化学の重要な一分野を成してきた。その成果はプラスチックや合成繊維などとして、我々の日常生活にも大きな影響を与えている。高分子化学は、人類に最も貢献した科学分野の一つと言ってもよいだろう。 高分子を合成する方法を化学反応の面から分類してみると、アニオン重合・カチオン重合・ラジカル重合...

Talking of LAL 連載

【連載】エンドトキシン便り「第6話 ペプチドグリカンについて」

本記事は、和光純薬工業 試薬化成品事業部開発第一本部 BMS 開発部 BMS センター 池田 駿典が執筆したものです。

前号では、カイコ体液を原料とした SLP 試薬についてご紹介いたしました。SLP 試薬はリムルス試薬で検出できないペプチドグリカンを簡便に検出することがでいます。そこで今回は、SLP 試薬によって検出される、ペプチドグリカンについてご紹介させていただきます。

Talking of LAL 連載

【連載】エンドトキシン便り「第5話 SLP (Silkworm Larvae Plasma) 試薬について」

本記事は、和光純薬工業 試薬化成品事業部開発第一本部 BMS 開発部 BMS センター 勝見 洋一が執筆したものです。

前号までカブトガニの血球抽出物を原料としたリムルス試薬、およびエンドトキシンのお話をしてまいりました。今回は、カイコ体液を原料とした SLP 試薬をご紹介したいと思います。

合成・材料 Wako Organic Chemical News 連載

【連載】Wako Organic Chemical News No.10「Bredereck試薬の活用」

オレフィンメタセシスや、C-H結合活性化反応など、遷移金属触媒を活用した炭素-炭素結合生成反応の進展は目覚ましく、有機合成の世界を大きく変えつつある。しかし一方で、カルボニル基の化学を中心とした、いわば「古典的な」反応も、価値を失ったわけではもちろんない。扱いやすさ、廃棄物処理の簡便さなどのメリットを考えれば、改めて光を当てるべき反応や試薬も多数ある。1968年にH. Bredereckらが報告し...

Talking of LAL 連載

【連載】エンドトキシン便り「第4話 エンドトキシン(LPS)の不活化と除去」

本記事は、和光純薬工業 試薬化成品事業部開発第一本部 BMS 開発部 BMS センター 高岡 文が執筆したものです。

弊社には、さまざまな分野の方々から、エンドトキシンを除きたい、あるいは不活化したいという要望が寄せられます。最適な方法はそれぞれのケースで検討して決めることになりますが、その際にどのような選択肢があるのか、問題点になりやすいことは何かを知っておくことが重要です。 詳しくは既報1)をご参照いただきたいのですが、本稿では、除去や不活化の原理、実施例を紹介し、さらに除去、不活化のバリデーションの注意点に...

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