siyaku blog

- 研究の最前線、テクニカルレポート、実験のコツなどを幅広く紹介します。 -

研究全般

分析 研究全般

「キレイ」は検査できる! 清浄度検査について

本記事は、キッコーマンバイオケミファ株式会社 関 智章 様に執筆いただいたものです。

キッコーマンバイオケミファ(株)は、ATPふき取り検査試薬のメーカーとして、30年近く衛生検査事業を展開しております。今回はATPふき取り検査の説明にあたり、清浄度検査についご紹介します。ATP(アデノシン3リン酸)は、すべての生物に共通のエネルギー物質です(図1)。ATPは食品残渣や微生物、動植物の体液にも含まれている為、食品製造現場や医療現場における清浄度の指標として利用されています。ATPを...

分析 研究全般

「キレイ」が数値化される!「ATP検査」ってなに?

本記事は、キッコーマンバイオケミファ株式会社 関 智章 様に執筆いただいたものです。

微生物検査は、原材料や製品がどれだけ細菌に汚染されているかを知ることができる検査です。一般生菌数、大腸菌群、黄色ブドウ球菌など菌の種類によって試験方法が異なり、結果が出るまでに約2~5日ほど要します。また、検査を行うためには培養技術の習得が不可欠な他、培養の為の恒温器や滅菌装置といった設備・機器も必要となります。

分析 研究全般

キレイを取り巻く環境の変化

本記事は、キッコーマンバイオケミファ株式会社 関 智章 様に執筆いただいたものです。

キッコーマンバイオケミファ(株)は、ATPふき取り検査試薬のメーカーとして、30年近く衛生検査事業を展開してきました。そのような中でも特に、2020年は国内の衛生検査業界にとって大きな転換点となっています。衛生管理とそれに関わる環境の変化について、食品衛生と環境衛生の観点から簡単にお話をいたします。

合成・材料 研究全般

乾燥剤の脱水能は?

本記事はWEBに混在する化学情報をまとめ、それを整理、提供する化学ポータルサイト「Chem-Station」の協力のもと、ご提供しています。

副反応の生成や正確な測定のために、溶媒中の水分の除去は欠かすことのできない操作の一つです。モレキュラーシーブス・シリカ・アルミナなど、一般的な乾燥剤を用いて溶媒をどれほど乾燥できるのか、詳細な分析がJOCに報告されていたのでご紹介します。この論文で分析されている溶媒は、THF・トルエン・ジクロロメタン・アセトニトリル・メタノール・エタノールです。市販のHPLCグレードの溶媒を用い、乾燥前後の水分含...

研究全般

【法規改正案内】毒物及び劇物取締法の改正について

この度、令和2年6月24日に毒物及び劇物取締法の改正が公布されました。新たに、2物質が毒物、14物質が劇物に指定され、3物質が劇物除外されました。新たに指定されました製品は毒劇物として取り扱っていただきますようお願い申し上げます。

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