再生医療分野の研究に

ES / iPS細胞研究用低分子化合物

2006年のiPS細胞樹立の発表後、iPS細胞に関わる文献が数多く発表されています。様々な文献内で、ES細胞・iPS細胞の未分化能維持や分化誘導に関わると報告されている低分子化合物を取り揃えました。Ready-to-useの溶液製品も好評発売中です。ぜひご利用ください。
エンドトキシン試験やマイコプラズマ試験を実施したCultureSure® シリーズもございます。

未分化能維持 / 分化誘導以外にも、ES細胞・iPS細胞実験の各種用途に使用できる低分子化合物をラインアップしています。

ラインアップ

ES・iPS細胞の増殖と未分化能維持

A769662 CultureSure® A-83-01 A-83-01,MF 副腎皮質刺激ホルモン(1-24)(ヒト) AT7867
(-)-ブレビスタチン 6-ブロモインジルビン-3'-オキシム CDK8/19i Centrinone CGS21680塩酸塩
CH223191 CultureSure® CHIR99021 CHIR99021, MF CultureSure® 10mmol/L CHIR99021 DMSO溶液,動物由来物フリー Chroman 1
16,16-Dimethyl Prostaglandin E2 Diprotin A DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤(RG108) EHNA塩酸塩 ELA-32 (human)
Epiblastin A FzM1.8 GF 109203X Go6983 H1152二塩酸塩
H 89 dihydrochloride INDY trans-ISRIB CultureSure® IWP-2 TCS JNK 6o
α-リポ酸 LY294002塩酸塩 MB 05032 PD0325901 PD 102807
PD173074 PD184352 PD98059 ピオグリタゾン塩酸塩 ポリビニルアルコール
プロスタグランジンE2 Pyrintegrin SB202190 SB203580 SB203580塩酸塩
SB216763 CultureSure® SB431542 CultureSure® 5mmol/L SB431542 DMSO溶液,動物由来物フリー シルデナフィルくえん酸塩 酪酸ナトリウム
SP600125 StemRegenin 1 SU5402 Surfen SW 033291
チアゾビビン トログリタゾン U0126 WH-4-023 XAV939
Y-27632 YH 239-EE Yhhu 3792

ES・iPS細胞の分化誘導

神経細胞

CultureSure® A-83-01 A-83-01,MF AICAR all-trans-レチノイン酸 Clemastine fumarate
Compound E CultureSure™ DAPT ブクラデシンナトリウム DMH1 ドルソモルフィン
ドルソモルフィン二塩酸塩 EC 23 (±)-フルオキセチン塩酸塩 CultureSure™ ホルスコリン GsMTx4
3-イソブチル-1-メチルキサンチン ISX 9 ケトコナゾール KHS 101 hydrochloride LDN 193189 dihydrochloride
メトホルミン塩酸塩 ミコナゾール硝酸塩 ML 184 Neuropathiazol 1-Oleoyl lysophosphatidic acid sodium salt
P7C3 PD173074 Phenanthroline PNU 74654 SU5402
トラゾドン塩酸塩 CultureSure® 3,3',5-トリヨード-L-チロニンナトリウム (T3) TWS119 WHI-P 154 Y-27632

心筋細胞

CultureSure® A419259三塩酸塩 Anacardic acid 5-アザシチジン シクロスポリンA DMH1
ドルソモルフィン ドルソモルフィン二塩酸塩 1-EBIO ISX 9 ITD 1
CultureSure® IWP-2 IWP 4 KY02111 CultureSure® KY03-I ポリ(I:C)
Pyridone 6 スペルミン SU 16f CultureSure® 3,3',5-トリヨード-L-チロニンナトリウム (T3) トリコスタチンA
ゼブラリン

肝細胞

CI 994 FH 1 酪酸ナトリウム

骨形成・骨芽細胞

AICAR Chaetocin CW 008 L-アスコルビン酸りん酸エステルマグネシウム塩 n水和物 パルモルファミン

網膜細胞

CultureSure® 3mmol/l CKI-7二塩酸塩溶液,動物由来物フリー CultureSure™ DAPT CultureSure® 3,3',5-トリヨード-L-チロニンナトリウム (T3) ITE Thioridazine hydrochloride

間葉系細胞

5-アザシチジン デキサメタゾン CultureSure™ ホルスコリン Kartogenin KI-7
LY364947 L-アスコルビン酸りん酸エステルマグネシウム塩 n水和物 SK 216 SP600125 トログリタゾン
ゼブラリン

その他の細胞

AGN 193109 AS 1842856 CCG 1423 CH223191 シクロパミン
FM19G11 GSK 126 I-BET 151 二塩酸塩 IDE 1 NNMTi
Lin28 1632 LY-294002 PD 407824 ラパマイシン RCGD 423
ロシグリタゾン SB 4 SIS3 クロモグリク酸ナトリウム TPPB

ES・iPS細胞の増殖と未分化能維持

A769662

AMPK活性化剤です。AMPKの活性化は、細胞の成長、増殖、生存を促進するmTOR(mammalian target of rapamycin)シグナル伝達を阻害します。

CultureSure® A-83-01

ALK4, ALK5, ALK7の選択的阻害剤です。ラット・イヌiPS細胞を分化させずに均一に長期間培養できます。エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験、細胞毒性確認済みの製品です。
別名:TGF-βRⅠ Kinase InhibitorⅣ

参考文献

Li, W., et al. : Cell Stem Cell, 4, 16 (2009).

A-83-01,MF

製造工程や分析法のバリデーション、変更管理を実施し、恒常的に安定した品質の製品を得られる体制で製造しています。エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験、生菌数試験など実施済みの製品です。

副腎皮質刺激ホルモン(1-24)(ヒト)

血清を含まない培地でマウスES細胞の分化を抑制し、ES細胞を増殖させることができます。
別名:ACTH

参考文献

Ogawa, K., et al. : Genes Cells, 9, 471 (2004).

AT7867

pan-Akt(プロテインキナーゼB)およびPKA(プロテインキナーゼA)の阻害剤です。子宮がん、乳がん、結腸がんなどの複数の癌細胞株の増殖を阻害します。しかしiPS細胞由来のPDX1タンパク質を発現している膵臓前駆細胞の増殖を選択的に促進することが報告されています。

参考文献

Grimshaw, KM., et al. : Mol. Cancer Ther., 9, 1100 (2010).
Kimura, A., et al. : Stem Cell Res., 24, 61 (2017).

(-)-ブレビスタチン

ミオシンⅡ特異的阻害剤です。ヒトES・iPS細胞をコロニーから単一の細胞に分離したときに起こるブレビングを抑制し、アポトーシスを防ぎます。

参考文献

Ohgushi, M., et al. : Cell Stem Cell, 7, 225 (2010).

6-ブロモインジルビン-3'-オキシム

GSK-3とCDKsの阻害剤です。フィーダー細胞を含まない培地でヒト、マウスES細胞の未分化能を維持できます。また、ラットの心筋細胞の増殖を促進する作用があります。

参考文献

Sato, N., et al. : Nat. Med., 10, 55 (2004).
Tseng, AS., et al. : Chem. Biol., 13, 957 (2006).

CDK8/19i

CDK8およびCDK19阻害剤です。培養中のマウスPS細胞の多能性を維持することが報告されています。

参考文献

Lynch, CJ., et al. : Nat. Cell Biol., 22, 1223 (2020).

Centrinone

PLK4阻害剤です。ヒトiPS/ES細胞の増殖を抑制し、分化を誘導することが報告されています。

参考文献

Renzova, T., et al. : Stem Cell Reports, 11, 959 (2018).

CGS21680塩酸塩

A2Aアゴニストです。神経幹細胞の増殖促進に働きます。

CH223191

AhRアンタゴニストです。ヒト造血幹細胞の増殖を促進する働きがあります。ナイーブCD4T細胞のTh17細胞への分化を弱めることも報告されています。

参考文献

Valdhoen, M., et al. : J. Exp. Med., 206, 43 (2009).
Boitano, AE., et al. : Science, 329, 1345 (2010).

CultureSure® CHIR99021

選択性の高いGSK-3β阻害剤です。CDKsに対して交差性を示しません。CHIR99021,PD0325901を含む培地でES細胞を培養すると高効率で分化を抑制し、自己複製をサポートすることが報告されています。

参考文献

Ying, QL., et al. : Nature, 453, 519 (2008).

CHIR99021, MF

製造工程や分析法のバリデーション、変更管理を実施し、恒常的に安定した品質の製品を得られる体制で製造しています。エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験、生菌数試験など実施済みの製品です。

CultureSure® 10mmol/L CHIR99021 DMSO溶液,動物由来物フリー

CHIR99021をDMSOで10mmol/Lに調製しています。製造原料や製造工程中に動物由来物を一切使用しておりません。フィルター滅菌済みです。

Chroman 1

ROCK2阻害剤です。本化合物、Emricasan、ポリアミン、Trans-ISRIBの4化合物の組み合わせはCEPTと言われ、CEPTは多能性幹細胞の生存を促進する作用があります。

参考文献

Chen, Y., et al. : Nat. Methods., 18, 528 (2021).

16,16-Dimethyl Prostaglandin E2

プロスタグランジンE2の合成誘導体です。マウス多能性前駆細胞と造血幹細胞を増殖することが報告されています。

参考文献

North, TE., et al. : Nature, 447, 1007 (2007).

Diprotin A

DPP-IV阻害剤です。造血幹細胞の生着を促進します。
別名:Ile-Pro-Ile

参考文献

Broxmeyer, HE. and Pelus LM., Blood Cells Mol. Dis., 53, 34 (2014).

DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤(RG108)

DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤です。低い細胞毒性で細胞増殖を抑制します。
別名:RG108

参考文献

Tsumura, A., et al. : Genes Cells, 11, 805 (2006).

EHNA塩酸塩

アデノシンデアミナーゼ阻害剤です。フィーダーフリー条件に本化合物を添加することで、外因性サイトカイン非存在下でヒトES細胞の自発的分化が阻害されます。

参考文献

Burton, P., et al. : Biochem. J., 432, 575 (2010).

ELA-32 (human)

アペリン受容体アゴニストです。ヒトES細胞の自己複製を促進し、内胚葉系統にプライミングする作用があります。
別名:Apela、Elabela、Toddler

参考文献

Ho. L., et al. : Cell Stem Cell, 17, 435 (2015).

Epiblastin A

CK1阻害剤です。マウスエピブラスト幹細胞をES細胞に変換し、ES細胞の自己複製を促進します。

参考文献

Ursu, A., et al. : Cell Chem. Biol., 23, 494 (2016).
Illich, DJ., et al. : Cell Rep., 15, 787 (2016).

FzM1.8

Frizzled4受容体(FZD4)のアロステリックアゴニストです。幹細胞性を維持し、未分化細胞の増殖を促進します。

参考文献

Riccio, G., et al. : Biochemistry, 57, 839 (2018).

GF 109203X

プロテインキナーゼC(PKC)阻害剤です。U0126とともに使用すると、ヒトES、iPS細胞の未分化状態を安定的に維持することができます。

参考文献

Kinehara, M., et al. : PLOS ONE, 8, e54122 (2013).

Go6983

プロテインキナーゼC(PKC)阻害剤です。ナイーブヒト多能性幹細胞培地(NHSM)と定義された培地にY-27632と共に添加することでiPS/ES細胞をナイーブ型に誘導し、その維持と生存率向上に働きます。

参考文献

Gafni, O., et al. : Nature, 520, 710 (2013).

H1152二塩酸塩

ROCK阻害剤です。ROCK阻害剤はアポトーシスを阻害し、分散したヒトES細胞の生存率とクローニング効率を高めるとされています。Y-27632より強い阻害活性を持ちます。

H 89 dihydrochloride

ヒトES細胞の多能性とin vitroでの分化に影響を与えず、解離による細胞死と細胞のアポトーシスを強力に抑制します。

参考文献

Zhang, L., et al. : Hum Reprod., 31, 832 (2016).

INDY

Dyrk1A/B阻害剤です。同じくDyrk1Aの強力な阻害剤であるHarmineはモノアミンオキシダーゼA(MAOA)も阻害してしまうため、中枢神経を刺激する幻覚剤でもありますが、INDYはMAOAを阻害しません。Dyrk1Aの阻害により、神経幹細胞および神経膠芽腫腫瘍開始細胞の自己複製能力が損なわれることが報告されています。

参考文献

Ogawa, Y., et al. : Nat. Commun., 1, 86 (2010).
Pozo, N., et al. : J. Clin. Invest., 123, 2475 (2013).

trans-ISRIB

統合的ストレス応答(ISR)経路阻害剤です。本化合物、Chroman 1、Emricasan、ポリアミンの4化合物の組み合わせはCEPTといわれ、CEPTは多能性幹細胞の生存を促進します。

参考文献

Chen, Y., et al. : Nat. Methods., 18, 528 (2021).

CultureSure® IWP-2

Porcupine(Porcn)の不活化によりWntタンパク質のパルミチル化を抑制します。マウスES細胞(R1細胞)の自己複製の抑制に働きます。マイコプラズマ否定試験、細胞毒性確認済みの製品です。

参考文献

Berge, D., et al. : Nat. Cell Biol., 13, 1070 (2011).
Minami, I., et al. : Cell Rep., 2, 1448 (2012).

TCS JNK 6o

ATP競合的に作用する膜透過性ピリジニルアミド化合物です。LIF、CHIR99021、PD0325901、JNK阻害剤VIII、SB203580、A419259、XAV939を含む培地でマウスの8細胞期から単離した割球を培養すると、胎盤になることができる細胞を作製、維持培養することができると報告されています。エンドトキシン試験済みの製品です。 別名:JNK Inhibitor Ⅷ

参考文献

Yang, J., et al. : Nature, 550, 393 (2017).

α-リポ酸

アシル基伝達の役割をもつ、クエン酸回路の反応に必要な補酵素で、抗酸化作用を持っています。ヒトES細胞由来の造血内皮細胞や造血幹/前駆細胞の産生を促進し、また、ex vivoで機能的な臍帯血造血幹細胞を維持します。
別名:DL-チオクト酸、(+/-)-1,2-ジチオラン-3-吉草酸

参考文献

Dong, Y., et al. : J. Leukoc. Biol., 108, 1711 (2020).

LY294002塩酸塩

PI3キナーゼの阻害剤です。マウスES細胞の増殖を抑制します。

参考文献

Lianguzova, MS., et al. : Cell Biol. Int., 31, 330 (2007).

MB 05032

FBPase阻害剤です。造血幹細胞と造血前駆細胞の増殖を促進します。

参考文献

Guo, B., et al. : Nat. Med., 24, 360 (2018).

PD0325901

MAPK阻害剤です。CHIR99021とともに使用するとES細胞の自己増殖能を効率的に維持することができます。

参考文献

Ying, QL., et al. : Nature, 453, 519 (2008).

PD 102807

M4ムスカリン性受容体アンタゴニストです。赤血球前駆細胞の自己複製を促進します。

参考文献

Trivedi, G., et al. : Sci. Transl. Med., 11, eaaw3781 (2019).

PD173074

FGFR阻害剤です。マウスES細胞の自己増殖を促進します。

参考文献

Yig, QL., et al. : Nature, 453, 519 (2008).

PD184352

MAPK阻害剤です。CHIR99021、SU5402とともに使用するとES細胞の未分化能を維持したまま効率よく培養することができます。

参考文献

Ying, QL., et al. : Nature, 453, 519 (2008).

PD98059

MAPK阻害剤です。ES細胞の自己増殖を促進に働きます。

参考文献

Burdon, T., et al. : Dev. Biol., 210, 30 (1999).
Hamazaki, T., et al. : Mol. Cell. Biol., 26, 7539 (2006).

ピオグリタゾン塩酸塩

PPARγアゴニストです。Y-27632とともに培地に添加することでヒトPS細胞のクローニング効率を向上させることができます。

参考文献

Kajabadi, NS., et al. : J. Biol. Chem., 290, 26303 (2015).

ポリビニルアルコール

ex vivoで幹細胞を培養する際に単体分子として血清アルブミンを含んだ培地だと移植後に自然免疫応答を引き起こしてしまうため、本化合物を代わりとして用います。

参考文献

Cyranoski, D. : Nature, 570, 17 (2019).
Wilkinson, AC., et al. : Nature, 571, 117 (2019).

プロスタグランジンE2

アラキドン酸/シクロオキシゲナーゼ経路の一次生成物です。前立腺細胞株やヒト結腸上皮の増殖に働きます。

参考文献

Karthaus, WR., et al. : Cell, 159, 163 (2014).

Pyrintegrin

ヒトES細胞の酵素的解離後の生存率を高める作用があります。

参考文献

Xu, Y. et al. : Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 107, 8129 (2010).

SB202190

p38MAPK阻害剤です。ヒト線維芽細胞のリプログラミングの阻害や、ナイーブなヒトiPS細胞の安定に働きます。

参考文献

Gafni, O., et al. : Nature, 520, 710 (2013).
Neganova, I., et al. : Sci. Rep., 7, 41693 (2017).

SB203580

MAPK阻害剤です。ES細胞の分離と維持に使用されます。LIF、CHIR99021、PD0325901、JNK阻害剤VIII、SB203580、A419259、XAV939を含む培地でマウスの8細胞期から単離した割球を培養すると、胎盤になることができる細胞を作製、維持培養することができます。

参考文献

Qi, X., et al. : Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 101, 6027 (2004).
Yang, J., et al. : Nature, 550, 393 (2017).

SB203580塩酸塩

SB203580の水溶性タイプです。

SB216763

GSK-3阻害剤です。マウスES細胞の培養において、本化合物を培地に添加することで、CF-1マウス胚性線維芽細胞をフィーダー層として共培養しても多能性状態を維持できることが報告されています。

参考文献

Kirby, LA. et al. : PLOS ONE, 7, e39329 (2012).

CultureSure® SB431542

ALK4, ALK5, ALK7阻害剤です。ES細胞由来内皮細胞の増殖、分化、シート形成を促進します。エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験、細胞毒性確認済みの製品です。

参考文献

Ogawa, K., et al. : J. Cell. Sci., 120, 55 (2007).

CultureSure® 5mmol/L SB431542 DMSO溶液,動物由来物フリー

SB431542をDMSOで5mmol/Lに調製した製品です。製造原料や製造工程中に動物由来物を一切使用しておりません。フィルター滅菌済みの製品です。

シルデナフィルくえん酸塩

ホスホジエステラーゼ5(PDE5)阻害剤です。AMD 3100と組み合わせることで造血幹細胞の動員を促進します。

参考文献

Smith-Berdan, S., et al. : Stem Cell Reports., 13B, 787 (2019).

酪酸ナトリウム

ヒストンデアセチラーゼ阻害剤です。ES細胞の自己増殖を促進します。

参考文献

Ware, CB., et al. : Cell Stem Cell, 4, 359 (2009).

SP600125

選択的JNK阻害剤です。幹細胞をナイーブな多能性状態に維持することができます。

参考文献

Gafni, O., et al. : Nature, 520, 710 (2013).

StemRegenin 1

造血幹細胞の増殖や生着を促進します。

参考文献

Boitano, AE., et al. : Science, 329, 1345 (2010).

SU5402

FGFR1阻害剤です。CHIR99021, PD184352とともに使用するとES細胞の未分化能を維持したまま効率よく培養することができます。

参考文献

Ying, QL., et al. : Nature, 453, 519 (2008).

Surfen

ヘパラン硫酸拮抗薬です。ヒトES細胞の多能性を維持します。

参考文献

Huang, ML., et al. : Stem Cells, 36, 45 (2018).

SW 033291

マウス実験にて、骨髄移植後の造血回復の促進、肝臓再生の促進が報告されています。

参考文献

Zhang, Y., et al. : Science, 348, aaa2340 (2015).

チアゾビビン

本製品をPD0325901, SB431542とともに使用するとリプログラミング効率が200倍以上改善し、かつリプログラミングがスピードアップします。また、ECM非存在下でヒトES細胞の生存を促進する働きもあります。

参考文献

Lin, T., et al. : Nat. Methods, 6, 805 (2009).
Xu, Y., et al. : Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 107, 8129 (2010).

トログリタゾン

PPARγアゴニストです。ヒト間葉系幹細胞において脂肪細胞への分化を誘導し、骨芽細胞への分化を阻害します。また、造血細胞株の増殖を阻害します。

参考文献

Fujimura, S., et al. : Int. J. Oncol., 13, 1263 (1998).
Benvenuti, S., et al. : J. Endocrinol. Invest., 30, RC26 (2007).

U0126

MEK1/2阻害剤です。GF 109203Xとともに使用すると、ヒトES・iPS細胞の未分化状態を安定的に維持します。

参考文献

Kinehara, M., et al. : PLoS ONE, 8, e54122 (2013).

WH-4-023

Lck及びSrcキナーゼの阻害剤です。PD0325901、IM-12、SB590855、Y-27632、WH-4-023、hLIF、Activin Aをオンフィーダーでともに使用すると、マウスES細胞の基底状態と類似したナイーブ型ヒトES細胞を誘導維持することができます。

参考文献

Theunissen, T.W., et al. : Cell Stem Cell, 15, 471(2014).

XAV939

Wnt/β-catenin経路の阻害剤です。Wntシグナルは、種々の幹細胞の自己増殖に重要です。LIF、CHIR99021、PD0325901、JNK阻害剤VIII、SB203580、A419259、XAV939を含む培地でマウスの8細胞期から単離した割球を培養すると、胎盤になることができる細胞を作製、維持培養することができます。

参考文献

Yang, J., et al. : Nature, 550, 393 (2017).

Y-27632

Y-27632はROCK阻害剤で、ヒトES・iPS細胞の凍結保存後の生存率とクローニング効率を高める働きがあります。

参考文献

Watanabe, K., et al. : Nat. Biotechnol., 25, 681 (2007).
Claassen, DA., et al. : Mol. Reprod. Dev., 76, 722 (2009).

当社では複数のタイプのY-27632製品を取り揃えております。使用用途に合わせてお選びください。

Y-27632 (GMP準拠)
ICH-Q7(原薬GMP) に準拠した再生医療等製品の商業生産向けの原材料です。GMP設備・管理体制で製造されています。
生菌数試験、エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験、残留溶媒試験を行っています。

Y-27632, MF
ISO9001管理の再生医療等製品の商業生産向けの原材料です。
自主規格に基づいて管理された設備で製造されています。生菌数試験、エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験を行っています。

CultureSure® Y-27632
創薬・再生医療の基礎研究向けに開発された、動物由来物フリーのISO9001管理品です。
エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験を行っています。

CultureSure® 10mmol/L Y-27632溶液,動物由来物フリー
CultureSure® Y-27632を水で10 mmol/Lに調製した動物由来物フリーのISO9001管理品です。
無菌試験、エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験を行っています。
0.1 μmフィルター滅菌済みのため、そのまま培地等に添加して使用いただけます。

YH 239-EE

MDM2阻害剤で、p53を活性化する働きがあります。老化した筋幹細胞の生存を促進します。

参考文献

Liu, L., et al. : Cell Stem Cell, 23, 544 (2018).

Yhhu 3792

ノッチシグナル伝達経路活性化因子です。神経幹細胞の自己複製を促進します。

参考文献

Lu, H., et al. : Stem Cells, 36, 1273 (2018).

ES・iPS細胞の分化誘導―神経細胞

CultureSure® A-83-01

ALK4, ALK5, ALK7の選択的阻害剤です。ヒトiPS細胞の神経分化を促進します。エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験、細胞毒性確認済みの製品です。
別名:TGF-βRⅠ Kinase InhibitorⅣ

参考文献

Chen, Y., et. al. : Methods. Mol. Biol., 1919, 59 (2019).

A-83-01,MF

製造工程や分析法のバリデーション、変更管理を実施し、恒常的に安定した品質の製品を得られる体制で製造しています。エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験、生菌数試験など実施済みの製品です。

AICAR

AMPKアクチベーターです。脂肪細胞への分化を阻害すること、神経幹細胞をアストログリアへ誘導することが報告されています。

参考文献

Giri, S., et al. : Nutr. Metab. (Lond), 3, 31 (2006).
Zang, Y., et al. : J. Biol. Chem., 283, 6201 (2008).

all-trans-レチノイン酸

天然では、体内に摂取されたレチノールが代謝され、レチナールを経て産生されている化合物です。神経細胞への分化を誘導しますが、そのメカニズムとしてはレチノイン酸が受容体を介して分化に関する遺伝子発現を制御しているのではないかと考えられています。

参考文献

Janesick, A., et al. : Cell. Mol. Life Sci., 72, 1559 (2015).

Clemastine fumarate

H1アンタゴニストです。前駆細胞からのオリゴデンドロサイトの分化を促進します。

参考文献

Mei, F., et al. : Nat. Med., 20, 954 (2014).

Compound E

γ-セクレターゼ阻害剤です。 ヒトES細胞から安定して自己複製する、均質な原始神経上皮集団の分化を促進します。

参考文献

Li, W., et al. : Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 108, 8299 (2011).

CultureSure™ DAPT

γセクレターゼ阻害剤です。Notch シグナルを阻害し、ES細胞の胚葉体から神経への分化を誘導します。
別名:γ-Secretase InhibitorⅨ

参考文献

Crawford, TQ., et al. : Dev. Dyn., 236, 886 (2007).
Nelson, BR., et al. : Dev. Biol., 304, 479 (2007).

ブクラデシンナトリウム

細胞透過性cAMP類似体です。神経幹/前駆細胞の生存率および神経細胞への分化を促進します。
別名:Dibutyryl-cAMP, sodium salt

参考文献

Kim, H., et al. : PLoS ONE, 6, e21744 (2011).

DMH1

BMP阻害剤です。AMPK、ALK5、VEGFR2、PDGFRには作用しません。SB431542と組み合わせて使用することでヒトiPS細胞の神経新生が促進されます。

参考文献

Neely, MD., et al. : ACS Chem. Neurosci., 3, 482 (2012).

ドルソモルフィン

AMPK及びBMPシグナルの阻害剤です。ヒトiPS細胞から神経分化を誘導します。
別名:BML-275

参考文献

Chen, Y., et al. : Methods Mol. Biol., 1919, 59 (2019).

ドルソモルフィン二塩酸塩

ドルソモルフィンの水溶性タイプです。

EC 23

合成レチノイドです。ヒトES細胞の神経分化を誘導します。

参考文献

Christie, VB., et al. : Org. Biomol. Chem., 6, 3497 (2008).

(±)-フルオキセチン塩酸塩

5-HT再取り込み阻害剤です。ヒトES細胞由来の神経前駆細胞の分化を促進します。

参考文献

Chang, EA., et al. : Int. J. Dev. Biol., 54, 707 (2010).

CultureSure™ ホルスコリン

アデニル酸シクラーゼのアクチベーターです。bFGFとともに使用すると、間葉系幹細胞において神経細胞への分化が誘導されます。
別名:コレオノール

参考文献

Jang, S., et al. : BMC Cell Biol., 11, 25 (2010).

GsMTx4

TRPC1およびTRPC6の阻害剤です。ヒト神経幹細胞の神経新生を抑制し、星状細胞形成を促進します。

参考文献

Pathak, MM., et al. : Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 111, 16148 (2014).

3-イソブチル-1-メチルキサンチン

PDE阻害剤です。cAMPシグナル伝達を増強させることで神経前駆細胞から神経細胞の分化を促進します。
別名:IBMX

参考文献

Lepski, G., et al. : Front. Cell. Neurosci., 7, 155 (2013).

ISX 9

ヒト皮質神経前駆細胞、成体マウス全脳前駆細胞、脳室下帯前駆細胞の神経分化を誘導します。

参考文献

Schneider, JW., et al. : Nat. Chem. Biol., 4, 408 (2008).

ケトコナゾール

シトクロムP450c17阻害剤です。前駆細胞からのオリゴデンドロサイトの分化を促進します。

参考文献

Hubler, Z., et al. : Nature, 560, 372 (2018).

KHS 101 hydrochloride

TACC3タンパク質と相互作用することにより、海馬神経前駆細胞の神経分化を誘導しますが、アストロサイトの形成は抑制します。また、in vivoで海馬歯状回の神経分化を強く誘導することも報告されています。

参考文献

Wurdak, H., et al. : Proc. Natl. Acad. USA, 207, 16542 (2010).

LDN 193189 dihydrochloride

ALK2、ALK3の阻害剤です。FGF-2とともに添加することで非神経外胚葉から前頭葉外胚葉を誘導できます。また、ヒトiPS細胞の神経分化への誘導を促進するとも報告されています。
別名:DM3189

参考文献

Koehler, KR., et al. : Nat. Protoc., 9, 1229 (2014).

メトホルミン塩酸塩

LKB1/AMPKの活性化因子です。神経前駆細胞のaPKC-CBP経路を活性化して、神経新生を促進します。

参考文献

Wang, J., et al. : Cell Stem Cell, 11, 23 (2012).

ミコナゾール硝酸塩

アゾール系抗真菌剤です。ヒト多能性幹細胞由来の皮質スフェロイドモデルにおいて、オリゴデンドロサイトの生成を促進します。

参考文献

Hubler, Z., et al. : Nature, 560, 372 (2018).

ML 184

選択的GPR55アゴニストです。神経幹細胞の増殖と分化を促進します。
別名:CID 20440433

参考文献

Hill, JD., et al. : Br. J. Pharmacol., 175, 3407 (2018).

Neuropathiazol

成体ラット海馬神経幹細胞に対して、アストロサイトの分化を選択的に抑制して神経細胞へ分化誘導します。

参考文献

Warashina, M., et al. : Angew. Chem. Int. Ed. Engl., 45, 591 (2006).

1-Oleoyl lysophosphatidic acid sodium salt

LPA1およびLPA2の内因性アゴニストです。リゾホスファチジン酸は神経幹細胞のニューロンへの分化を阻害します。

参考文献

Dottori, M., et al. : Stem Cells, 26, 1146 (2008).

P7C3

NAMPTアクティベーターです。神経新生の促進、さらに神経保護に働きます。

参考文献

Pieper, AA., et al. : Cell, 142, 39 (2010).

PD173074

FGFR阻害剤です。オリゴデンドロサイト前駆細胞の増殖と分化を阻害します。

参考文献

Bansal, R., et al. : J. Neurosci. Res., 74, 486 (2003).

Phenanthroline

ヒトiPS細胞の頭蓋プラコード細胞への分化を促進します。

参考文献

Tchieu, J., et al. : Cell Stem Cell, 21, 399 (2017).

PNU 74654

β-カテニンに結合し、Wntシグナル伝達を阻害します。ヒトiPS細胞の神経分化を促進します。

参考文献

Chen, Y., et al. : Methods Mol. Biol., 1919, 59 (2019).

SU5402

FGFR1阻害剤です。インテグリンβ4が誘導する神経幹細胞の分化を抑制します。

参考文献

Su, L., et al.: Int. J. Biochem. Cell Biol., 41, 916 (2009).

トラゾドン塩酸塩

5-HT2Aおよびα1アドレナリン受容体拮抗薬です。マウスおよびヒトの神経前駆細胞の神経分化を促進します。

参考文献

Bortolotto, V., et al. : ACS Chem. Neurosci., 8, 2027 (2017).

CultureSure® 3,3',5-トリヨード-L-チロニンナトリウム (T3)

甲状腺ホルモンの一つです。オリゴデンドログリア前駆細胞の分化を促進します。

参考文献

Marta, CB., et al. : J. Neurosci. Res., 53, 251 (1998).

TWS119

GSK-3β阻害剤です。マウスES細胞において神経分化を誘導します。
別名:GSK-3β InhibitorⅩⅡ

参考文献

Ding, S., et al. : Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 100, 7632 (2003).

WHI-P 154

JAK3キナーゼ阻害剤です。EGFRなどの一般的なキナーゼも阻害します。神経前駆細胞の分化を促進する働きがあります。

参考文献

Kim, YH., et al. : Stem Cells, 28, 1816 (2010).

Y-27632

Y-27632はROCK阻害剤の一つで、 線維芽細胞からニューロンを誘導するために使用されるカクテルの一部です。

参考文献

Hu, W., et al. : Cell Stem Cell, 17, 204 (2015).

当社では複数のタイプのY-27632製品を取り揃えております。使用用途に合わせてお選びください。

Y-27632 (GMP準拠)
ICH-Q7(原薬GMP) に準拠した再生医療等製品の商業生産向けの原材料です。GMP設備・管理体制で製造されています。
生菌数試験、エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験、残留溶媒試験を行っています。

Y-27632, MF
ISO9001管理の再生医療等製品の商業生産向けの原材料です。
自主規格に基づいて管理された設備で製造されています。生菌数試験、エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験を行っています。

CultureSure® Y-27632
創薬・再生医療の基礎研究向けに開発された、動物由来物フリーのISO9001管理品です。
エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験を行っています。

CultureSure® 10mmol/L Y-27632溶液,動物由来物フリー
CultureSure® Y-27632を水で10 mmol/Lに調製した動物由来物フリーのISO9001管理品です。
無菌試験、エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験を行っています。
0.1 μmフィルター滅菌済みのため、そのまま培地等に添加して使用いただけます。

ES・iPS細胞の分化誘導―心筋細胞

CultureSure® A419259三塩酸塩

Srcファミリー阻害剤の一つです。本製品および5化合物(CHIR99021, ホルボール12-ミリスタート13-アセタート, KY03-I, XAV939, AG1478)を用いると、ヒトiPS細胞をサイトカインやアルブミンなどのタンパク質を使用することなく心筋細胞へ分化誘導できます。エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験済みの製品です。

Anacardic acid

PCAF/p300ヒストンアセチルトランスフェラーゼ(HAT)の非競合的阻害剤です。マウスES細胞から心筋細胞への分化を促進します。

参考文献

Re, A., et al. : Endocrine, 53, 681 (2016).

5-アザシチジン

DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤の一つです。間葉系幹細胞の心筋細胞への分化を誘導します。

参考文献

Qian, Q., et al. : Stem Cells Dev., 21, 67 (2012).

シクロスポリンA

マウス及びヒトiPS細胞からの心筋及び心筋前駆細胞への誘導効率を向上する働きがあります。

参考文献

Fujiwara, M., et al. : PLoS ONE, 6, e16734 (2006).

DMH1

選択的BMP阻害剤です。AMPK、ALK5、VEGFR2、PDGFRには作用しません。マウスES細胞において心筋細胞へ効率よく分化を誘導します。

参考文献

Ao, A., et al. : PLoS ONE, 7, e41627 (2012).

ドルソモルフィン

AMPK及びBMPシグナルの阻害剤です。マウスES細胞において心筋細胞への分化を誘導します。
別名:BML-275

参考文献

Hao, J., et al. : PLOS ONE, 3, e2904 (2008).

ドルソモルフィン二塩酸塩

ドルソモルフィンの水溶性タイプです。

1-EBIO

ヒトES細胞の心筋細胞への分化を促進します。

参考文献

Kleger, A., et al. : Circulation, 122, 1823 (2010).

ISX 9

間葉系幹細胞様の幹/前駆細胞集団の心筋形成分化を誘導します。

参考文献

Russell, JL., et al. : ACS Chem. Biol., 7, 1067 (2012).

ITD 1

TGF-βシグナル伝達の選択的阻害剤です。マウスES細胞の心筋細胞への分化を促進します。

参考文献

Willems, E., et al. : Cell Stem Cell, 11, 242 (2012).

CultureSure® IWP-2

Porcupine(Porcn)の不活化によりWntタンパク質のパルミチル化を抑制します。ヒトiPS細胞からの心筋細胞への分化を促進する働きがあります。マイコプラズマ否定試験、細胞毒性確認済みの製品です。

参考文献

Hoang, P. et al. : Nat. Protoc, 13, 723 (2018).

IWP 4

Wnt/β-カテニンシグナリングの強力な阻害剤です。Notch、Hedgehogシグナリング経路への影響は少ないとされています。ヒトES/iPS細胞から心筋細胞への分化を促進します。

参考文献

Lian, X., et al. : Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 109, E1848 (2012).

KY02111

Wntシグナル伝達阻害剤です。ヒトES細胞およびヒトiPS細胞の心筋細胞への分化を促進します。

参考文献

Minami, I., et al. : Cell Rep., 2, 1448 (2012).

CultureSure® KY03-I

Wnt阻害剤の一つです。ヒトES/iPS細胞を心筋細胞へ分化誘導させる化合物としてKY02111が報告されています。本化合物は、血清やタンパク質、サイトカインを使用せずに、KY02111より低濃度で効率よく心筋細胞への分化誘導することができます。エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験済みの製品です。

参考文献

Minami, I., et al. : Cell Rep., 2, 1448 (2012).

ポリ(I:C)

合成二本鎖RNA(dsRNA)のエンドソームトール様受容体3(TLR3)アゴニストです。ヒトiPS細胞由来の心筋細胞の成熟を促進します。

参考文献

Biermann, M., et al. : Stem Cells., 37, 910 (2019).

Pyridone 6

細胞透過性のJAK阻害剤です。レチノイン酸、LY294002およびCCG1423と組み合わせて使用​​することでマウスES細胞から中間中胚葉への分化を誘導します。

参考文献

Mae, SI., et al. : Biochem. Biophys. Res. Commun,, 393, 877 (2010).

スペルミン

心筋細胞への分化を誘導します。

参考文献

Sasaki, T., et al. : Differentiation, 76, 1023 (2008).

SU 16f

PDGFRβ阻害剤の一つです。本化合物に加え、CHIR99021、A83-01、SC1、OAC2、Y27632、BIX01294、AS8351、JNJ10198409の9つの化合物を組み合わせることでヒト線維芽細胞が心筋細胞へ誘導されます。

参考文献

Cao, N., et al. : Science, 352, 1216 (2016).

CultureSure® 3,3',5-トリヨード-L-チロニンナトリウム (T3)

甲状腺ホルモンの一つです。ヒトiPS細胞由来の心筋細胞の成熟を促進します。

参考文献

Yang, X., et al. : J. Mol. Cell. Cardiol., 72, 296 (2014).

トリコスタチンA

ヒストンデアセチラーゼ阻害剤です。心筋細胞への分化を誘導する働きがあります。

参考文献

Oyama, T., et al. : J. Cell. Biol., 176, 329 (2007).

ゼブラリン

DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤の一つです。間葉系幹細胞から心筋細胞への分化を誘導する働きがあります。
別名:NSC 309132

参考文献

Naeem, N., et al. : Cardiovasc. Ther., 31, 201 (2013).

ES・iPS細胞の分化誘導―肝細胞

CI 994

クラスI HDAC阻害剤です。ヒトiPS細胞の肝細胞分化の効率を高める働きがあります。
別名:Tacedinaline

FH 1

iPS細胞の肝細胞への分化・成熟を促進します。
別名:NSC 12407、BRD-K4477

参考文献

Shan, J., et al. : Nat. Chem. Biol., 9, 514 (2013).

酪酸ナトリウム

ヒストンデアセチラーゼ阻害剤の一つです。ES細胞の自己増殖促進やiPS細胞の生成を促進することが報告されています。また、マウスES細胞の膵臓前駆細胞や肝前駆細胞への分化誘導、アクチビンAと組み合わせて使用することでマウスES細胞から肝細胞への分化誘導にも働きます。

参考文献

Ware, CB., et al. : Cell Stem Cell, 4, 359 (2009).
Liang, G., et al. : J. Biol. Chem., 285, 25516 (2010)
Ren, M., et al. : J. Cell. Biochem., 109, 236 (2010).
Zhou, M., et al. : J. Cell. Biochem., 109, 606 (2010).

ES・iPS細胞の分化誘導―骨形成・骨芽細胞

AICAR

AMPKアクチベーターです。ヒト羊膜由来間葉系幹細胞とウサギ骨髄由来間葉系幹細胞の骨形成分化を促進します。

参考文献

Wu, Q., et al. : Int. J. Artif, Organs, 34, 1128 (2011).

Chaetocin

SUV39H1阻害剤です。Wnt/β-カテニンシグナル伝達を介して間葉系幹細胞の骨形成分化を促進します。

参考文献

Liang, Y., et al. : Stem Cells Int., 2021, 8888416 (2021).

CW 008

PKAシグナル伝達活性化因子です。cAMP/PKA/CREBシグナル伝達経路を活性化し、レプチン分泌を阻害することにより、間葉系幹細胞からの骨形成を促進します。

参考文献

Kim, JM., et al. : J. Cell. Physiol., 228, 617 (2013).

L-アスコルビン酸りん酸エステルマグネシウム塩 n水和物

アスコルビン酸誘導体。骨髄由来間葉系幹細胞の分化能を維持する。

参考文献

Bae, SH., et al. : Geowth Factors, 33, 71 (2015).

パルモルファミン

Hedgehogシグナルのアゴニストです。間葉系前駆細胞や前造骨性細胞の骨芽細胞への分化を誘導します。

参考文献

Wu, X., et al. : Chem. Biol., 11, 1229 (2004).

ES・iPS細胞の分化誘導―網膜細胞

CultureSure® 3mmol/l CKI-7二塩酸塩溶液,動物由来物フリー

カゼインキナーゼ(CK1)阻害剤です。SB431542, Y-27632とともに使用することで、血清、フィーダー細胞を含まない培地でヒトES/iPS細胞を網膜前駆細胞に分化誘導します。エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験、細胞毒性確認済みの製品で、製造原料や製造工程中に動物由来物を一切使用しておりません。フィルター滅菌済みです。

参考文献

Osakada, M., et al. : J. Cell Sci., 122, 3169 (2009).

CultureSure™ DAPT

γセクレターゼ阻害剤です。網膜細胞分化において錐体視細胞サブタイプを優先的に誘導します。
別名:γ-Secretase InhibitorⅨ

参考文献

Zerti, D., et al. : Stem Cells, 38, 45 (2020).

CultureSure® 3,3',5-トリヨード-L-チロニンナトリウム (T3)

甲状腺ホルモンです。網膜細胞分化において分化する錐体細胞サブタイプの決定に働きます。

参考文献

Eldred, KC., et al. : Science, 362, eaau6348 (2018).

ITE

アリール炭化水素受容体(AhR)のアゴニストです。幹様癌細胞の分化誘導や筋線維芽細胞の分化阻害が報告されています。

参考文献

Lehmann, GM., et al. : Am. J. Pathol., 178, 1556 (2011).
Cheng, J., et al. : Nat. Commun., 6, 7209 (2015).

Thioridazine hydrochloride

ドーパミン受容体拮抗薬です。正常なヒトiPS細胞よりも腫瘍性ヒトiPS細胞の分化を誘導します。

参考文献

Sachlos, E., et al. : Cell, 149, 1284 (2012).

ES・iPS細胞の分化誘導―間葉系細胞

5-アザシチジン

DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤です。間葉系幹細胞の心筋細胞への分化を誘導します。

参考文献

Qian, Q., et al. : Stem Cells Dev., 21, 67 (2012).

デキサメタゾン

間葉系幹細胞の骨形成を抑制し、脂肪生成を促進します。

参考文献

Liang, M., et al. : FEBS Open Bio., 10, 211 (2020).

CultureSure™ ホルスコリン

アデニル酸シクラーゼのアクチベーターです。bFGFとともに使用すると、間葉系幹細胞から神経細胞への分化が誘導されます。

参考文献

Jang, S., et al. : BMC Cell Biol., 11, 25 (2010).

Kartogenin

多能性間葉系幹細胞からの軟骨形成を強力に誘導します。

参考文献

Johnson, K., et al. : Science, 336, 717 (2012).

KI-7

2B受容体陽性アロステリックモジュレーターです。間葉系幹細胞の骨芽細胞への分化を促進します。

参考文献

Trincavelli, ML., et al. : Biochim. Biophys. Acta., 1843, 2957 (2014).

LY364947

TGF-β1型受容体(TGF-βR1、TGFR-1、TβR-1、ALK5)の選択的ATP競合阻害剤です。ヒト間葉系幹細胞の軟骨形成や、ヒトES細胞の胚体内胚葉への分化を阻害します。胚体内胚葉や神経外胚葉への分化を制御するNodal/Activinシグナリングに対して他の阻害剤とは異なり、可逆的に作用することが報告されています。

参考文献

Li Z., et al. : J. Cell Mol. Med., 14, 1338 (2010).
Jaremko KL., et al. : Stem Cell Res., 10, 489 (2013).

L-アスコルビン酸りん酸エステルマグネシウム塩 n水和物

アスコルビン酸誘導体です。骨髄由来間葉系幹細胞の分化能を維持する働きがあります。

参考文献

Bae, SH., et al. : Geowth Factors, 33, 71 (2015).

SK 216

PAI-1阻害剤です。TGF-β依存性の上皮間葉転換および線維芽細胞から筋線維芽細胞への分化を抑制します。

参考文献

Omori, K., et al. : PLoS ONE, 11, e0148969 (2016).

SP600125

選択的JNK阻害剤です。BMP9によって誘発される間葉系幹細胞の骨形成分化を阻害します。

参考文献

Zhao, Y., et al. : BMB Rep., 46, 422 (2013).

トログリタゾン

PPARγアゴニストです。ヒト間葉系幹細胞において脂肪細胞への分化を誘導し、骨芽細胞への分化を阻害します。

参考文献

Benvenuti, S., et al. : J. Endocrinol. Invest., 30, RC26 (2007).

ゼブラリン

DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤です。間葉系幹細胞から心筋細胞への分化を誘導します。
別名:NSC 309132

参考文献

Naeem, N., et al. : Cardiovasc. Ther., 31, 201 (2013).

ES・iPS細胞の分化誘導―その他の細胞

AGN 193109

RARアンタゴニストです。マウスES細胞の沿軸中胚葉への分化を促進します。

参考文献

Russell, RP., et al. : Stem Cell Res., 30, 85 (2018).

AS 1842856

Foxo1阻害剤です。脂肪細胞の分化を抑制します。

参考文献

Liu, L., et al. : Cell Cycle, 15, 2033 (2016).

CCG 1423

Rho/SRF経路阻害剤です。レチノイン酸、LY 294002およびPyridone 6と組み合わせて使用​​することで、マウスES細胞からの中間中胚葉分化を誘導できます。

参考文献

Mae, SI., et al. : Biochem. Biophys. Res. Commun., 393, 877 (2010).

CH223191

AhRアンタゴニストです。ナイーブCD4T細胞のTh17細胞への分化を弱めることが報告されています。

参考文献

Valdhoen, M., et al. : J. Exp. Med., 206, 43 (2009).

シクロパミン

ヘッジホッグ(Hh)シグナル伝達の阻害剤です。ヒトES細胞のホルモン発現内分泌細胞への分化を誘導します。

参考文献

D'Amour, KA., et al. : Nat. Biotechnol., 24, 1392 (2006).

FM19G11

HIFαサブユニット阻害剤です。低酸素条件下でラット上胚葉前駆幹細胞およびヒトES細胞で多能性マーカーであるSox2Oct4の転写活性を阻害し、分化を促進します。

参考文献

Moreo-Manzano, V., et al. : J. Biol. Chem., 285, 1333 (2010).

GSK 126

EZH2阻害剤です。LCDMカクテルと組み合わせて使用することで、ヒトES細胞からフィーダーフリーの拡張多能性幹(EPS)細胞への移行を促進します。

参考文献

Zheng, R., et al. : Stem Cell Reports, 16, 1686 (2021).

I-BET 151 二塩酸塩

BETブロモドメイン阻害剤です。ヒトiPS細胞の巨核球への分化を促進します。

参考文献

Feng, Q., et al. : Stem Cell Reports, 3, 817 (2014).

IDE 1

マウスおよびヒトES細胞から内胚葉形成を誘導します。

参考文献

Borowiak, M., et al. : Cell Stem Cell, 4, 348 (2009).

NNMTi

ニコチンアミドN-メチルトランスフェラーゼ(NNMT)阻害剤です。C2C12筋芽細胞の分化を促進します。また、マウスの老化した筋肉幹細胞を活性化し、老化した骨格筋の再生能力を向上させることも報告されています。

参考文献

Neelakantan, H., et al. : Biochem. Pharmacol., 163, 481 (2019).

Lin28 1632

RNA結合タンパク質Lin28の阻害剤です。マウスES細胞の分化を促進します。

参考文献

Roos, M., et al. : ACS Chem. Biol., 11, 2773 (2016).

LY-294002

ホスファチジルイノシトール3キナーゼ阻害剤です。マウスES細胞のインスリン産生細胞への分化を誘導します。

PD 407824

Chk1とWee1の阻害剤です。BMP4と相乗作用して、C2C12筋芽細胞を成熟骨芽細胞にリプログラミングします。また、閾値以下の量のBMP4に対する細胞の感受性を高め、ヒトES細胞の中胚葉への分化を誘導します。

参考文献

Feng, L., et al. : Cell Rep., 15, 2063 (2016).

ラパマイシン

mTOR阻害剤です。ヒトiPS細胞の中内胚葉や血液前駆細胞への分化を促進します。また、造血幹細胞のレンチウイルス形質導入を促進することも報告されています。

参考文献

Wang, CX., et al. : Blood, 124, 913 (2014).
Nazareth, EJP., et al. : Stem Cell Reports, 6, 679 (2016).

RCGD 423

gp130モジュレーターです。Mycの発現を促進して乳酸産生を増加させ、毛包幹細胞の下流のJAK/STATシグナル伝達経路を活性化します。

参考文献

Aimee, F., et al. : Nat. Cell. Biol., 19, 1017 (2017).

ロシグリタゾン

PPARγのアゴニストです。多能性胚性線維芽細胞株C3H10 T1/2細胞の脂肪細胞への分化を促進します。
別名:BRL 49653

参考文献

Warnke, I., et al. : Nutr. Metab. (Lond), 8, 30 (2011).

SB 4

BMP4アゴニストです。 ES細胞の分化中にBMP4によって誘導される生殖系列遺伝子発現パターンを改善できるとの報告があります。

参考文献

Tehrani, RSH., et al. : Differentiation, 123, 9 (2022).

SIS3

選択的Smad3阻害剤です。TGF-βが誘導する筋線維芽細胞の分化を阻害します。

参考文献

Bernardini, ED., et al. : J. Biol. Chem., 289, 3383 (2014).

クロモグリク酸ナトリウム

ヒトiPS細胞から膵内分泌細胞への分化を促進します。

参考文献

Kondo, Y., et al. : Diabetologia, 60, 1454 (2017).

TPPB

高親和性PKC活性化因子およびAPPモジュレーターです。ヒトES細胞の膵臓前駆細胞への分化を誘導します。

参考文献

Chen, S., et al. : Nat. Chem. Biol., 5, 258 (2009).
Rezania, A., et al. : Nat. Biotechnol., 32, 1121 (2014).

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ES・iPS細胞の増殖と未分化能維持

ES・iPS細胞の分化誘導―神経細胞

ES・iPS細胞の分化誘導―心筋細胞

ES・iPS細胞の分化誘導―幹細胞

ES・iPS細胞の分化誘導―骨形成・骨芽細胞

ES・iPS細胞の分化誘導―網膜細胞

ES・iPS細胞の分化誘導―間葉系幹細胞

ES・iPS細胞の分化誘導―その他の細胞

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StemSure® シリーズ

StemSure® シリーズは、マウスES細胞D3株を用いて品質試験を行っています。

未分化なヒトES・iPS細胞検出試薬 rBC2LCN〔AiLecS1〕シリーズ

未分化なヒトES・iPS細胞を特異的に認識する組換え体レクチンです。ヒトES・iPS細胞を含む培養液に添加することで、未分化細胞を生きたまま染色したり未分化細胞だけを除去することができます。また、rBC2LCNレクチンはストリッピング溶液で簡単に剥離可能です。

LIF, ヒト, 組換え体

マウスES細胞の未分化能を維持するために使用されます。また、ナイーブ型ヒトES 細胞の誘導維持にも使用されます。

サイトカイン溶液

再生医療等製品材料適格性相談済み製品

PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)の再生医療等製品材料適格性相談を受け、確認書を取得している製品です。
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