ゼブラリン
Zebularine
比較
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製品コード
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容量
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価格
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在庫
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5mg
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25mg
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販売終了
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ドキュメント
アプリケーション
概要・使用例
概要 | Wako Bio Window No.78, p2 (2006.11) Wako Bio Window No.82, p2 (2007.6) 和光純薬時報 Vol.75 No.1, p25 (2007.1) エピジェネティクス研究に――DNAメチル化阻害剤 DNAのメチル化はエピジェネティックな遺伝子の発現制御に関与しています。DNAメチルトランスフェラーゼ(DNMT)によってDNAのC(シトシン)塩基の5位炭素原子にメチル基が付加され、メチル化DNAが生成されます。DNMTによるDNAメチル化には2種類存在し、DNMT 1による維持型DNAメチル化(DNA複製後もメチル化状態が維持)と、DNMT3aとDNMT3bによるde novo型DNAメチル化(メチル化されていないDNAを新たにメチル化)があります。がん細胞・生殖細胞の種類や、細胞周期に依存して、メチル化DNA量が変化するため、DNAメチル化を効果的に阻害することにより、遺伝子発現を詳細に解析することができます。 ■ゼブラリン 本品は、濃度依存的にゲノムDNAの脱メチル化を引き起こす、シチジン類縁体のDNAメチル化阻害剤の一つです。水溶液中での安定性が高く、低毒性であることが知られています。 含量(HPLC):97.0%以上 保存条件 :4℃ (和光純薬時報 Vol.75 No.3 p30 (2007.7)) |
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特長 | 本品は、濃度依存的にゲノムDNAの脱メチル化を引き起こす、シチジン類縁体のDNAメチル化阻害剤の一つである1)。5-Azacytidineや5-Aza-2’-deoxycytidineと比較して、水溶液中での安定性が高く、低毒性であることが知られている2)。近年、in vitroおよびin vivoにおいて本品の使用によって腫瘍細胞の放射線感受性が上昇するという報告3)、53腫瘍抑制遺伝子のプロモーター部位メチル化研究4)など、5-Azacytidineや5-Aza-2’-deoxycytidineに替わる新規のDNAメチル化阻害剤として、主に腫瘍細胞におけるエピジェネティクス研究に使用されている。 |
使用上の注意 | 不活性ガス封入 |
物性情報
外観 | 白色〜わずかにうすい黄色, 結晶〜粉末 |
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溶解性 | メタノールに溶けにくい。「溶解性情報」は、最適溶媒が記載されていない場合がございます。 |
阻害情報 | DNAのシトシンのメチル化を阻害 |
融点 | 約159℃ |
「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。
製造元情報
別名一覧
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- 掲載されている製品について
- 【試薬】
- 試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
- 試験研究用以外にご使用された場合、いかなる保証も致しかねます。試験研究用以外の用途や原料にご使用希望の場合、弊社営業部門にお問合せください。
- 【医薬品原料】
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