シュレンクフラスコ(Schlenk flask)
本記事はWEBに混在する化学情報をまとめ、それを整理、提供する化学ポータルサイト「Chem-Station」の協力のもと、ご提供しています。
微量の酸素や水などに対して不安定な化合物を取り扱うために使われるフラスコで、単にシュレンク、シュレンク管とも呼ばれています。これを考案したドイツの化学者ヴィルヘルム・ヨハン・シュレンク(Wilhelm Johann Schlenk)の名前にちなんでいます。シュレンクが考案したのは独特の形状をしているシュレンクコックであり、狭義のシュレンクフラスコは、シュレンクコックが接続されているフラスコといえま...