ブロマゼパム
Bromazepam
ドキュメント
アプリケーション
概要・使用例
概要 | ベンゾジアゼピン系抗不安作用物質。マイナートランキライザ-の一種。 ベンゾジアゼピン骨格を基本構造とする化合物群は、中枢抑制作用として抗不安作用、筋弛緩作用、催眠作用、抗痙攣作用、馴化作用を有しています。ベンゾジアゼピンに特異的な受容体は神経終末に局在しており、この受容体に結合するとGABA(γ-aminobutyric acid)のGABA受容体との結合能が増し、結果的に神経細胞膜の興奮性が抑制されると考えられています。これらは主に動物を使った神経系の薬理実験に使用されます。 WAKO BIO WINDOW No.27,p17(2001)。和光試薬時報Vol.67 No.4, p.16(1999)。 神経伝達関連試薬 不安・睡眠研究関連試薬 ◆ベンゾジアゼピン系化合物 Bromazepam 【概要】 ジアゼパムの約5倍の抗不安作用、約2倍の催眠作用を示す。 作用時間:中時間型 (Wako BioWindow NOV.2014/別冊号 vol.1, p38) |
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用途 | 生化学用試薬、神経作用物質。 |
物性情報
外観 | 白色~うすい黄色, 結晶~粉末 |
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溶解性 | ジメチルホルムアミド又は氷酢酸に溶けやすく、クロロホルムにやや溶けにくく、メタノール又は無水エタノールに溶けにくく、エーテルに極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。 |
融点 | 約245℃ (dec.) |
製造元情報
別名一覧
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- 表示している希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税等は含まれておりません。
- 表示している希望納入価格は本記事掲載時点の価格です。
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