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(+)-SDFV-63 (+)-SDFV-63

細胞生物学用
for Cellbiology
製造元 :
富士フイルム和光純薬(株)
保存条件 :
冷凍 (ドライアイス輸送)
CAS RN® :
2921746-95-2
分子式 :
C27H32N2O2
分子量 :
416.56
  • 構造式
  • ラベル
  • 荷姿
SDS
比較
製品コード
容量
価格
在庫
販売元
192-19341
JAN
4548995103468
1mg
希望納入価格
57,000 円

10

ドキュメント

SDS
製品規格書
スペクトルデータ
検査成績書
校正証明書

データ

In vitroにおけるμオピオイド受容体拮抗作用評価

IC50
(+)-SDFV-63: 3.25×10-8 M
Naloxone: 1.65×10-7 M

In vitroにおけるμオピオイド受容体拮抗作用評価

μオピオイド受容体発現細胞(CHO- μ細胞)を使用し、μオピオイド作動薬フェンタニルの効果の抑制を比較した。ナロキソンと比較して、(+)-SDFV-63は約5倍強力な拮抗作用を持つことが確認できた。
( データご提供:東京理科大学薬学部 高橋秀依先生)

モルヒネ誘発運動促進作用に対する効果

モルヒネ(MRP; 10mg/kg; i.p.)の全身投与により誘発される行動変化に対するSDFV-63F (63F; 2mg/kg;i.p.;30分前)もしくはオピオイド受容体拮抗薬ナロキソン(NLX; 2mg/kg; i.p.;30分前)前処置の効果を検討した。

薬物処置による運動量の経時変化(10分毎)

薬物処置による運動量の経時変化(10分毎)

120分間の総運動量

120分間の総運動量

ICR系雄性マウスを使用し、行動薬理学的解析を行い、In vivoにおけるオピオイド受容体拮抗作用を評価した。ナロキソンと比較して、(+)-SDFV-63は同等以上にモルヒネの効果を抑制することが確認できた。
( データご提供:東京理科大学薬学部 高橋秀依先生)

概要・使用例

概要 (+)-SDFV-63は、オピオイド受容体に作用するが麻薬作用がない新規なオピオイド受容体拮抗剤です。近年、モルヒネやフェンタニルなどのオピオイドの乱用による麻薬中毒や薬物依存が大きな問題となっています(オピオイドクライシス)。オピオイド系薬物による副作用や中毒症状に対する治療薬としてはナロキソンが知られているが、(+)-SDFV-63はナロキソンよりも強力にフェンタニルの効果を抑制します。

物性情報

「物性情報」は参考情報でございます。規格値を除き、この製品の性能を保証するものではございません。
本製品の品質及び性能については、本品の製品規格書をご確認ください。
なお目的のご研究に対しましては、予備検討を行う事をお勧めします。

製造元情報

別名一覧

  • N-(2-ethyl-6-methylphenyl)-N-[1-(2-phenylethyl)-4-piperidinyl]-2-furancarboxamide
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