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1995年10月のアーカイブ

分析 テクニカルレポート

【テクニカルレポート】HPLC 法における短時間分析について その2

本記事は、和光純薬時報 Vol.63 No.4(1995年10月号)において、和光純薬工業 大阪研究所 上森 仁志が執筆したものです。

前報までに、短時間分析を達成する方法として、(1) 高性能充填剤(平均粒子径:3 µmなど)をパッキングしたショートカラムの利用と、(2) 逆相系充填剤の場合ならアルキル鎖長の短いもの(例えばC18→C8)の利用を紹介した。前者の場合は各成分間の分離係数を変えることなく短時間分析が可能であり、後者の場合は疎水性化合物の保持を特異的に減少させる効果があった。

Talking of LAL 連載

【連載】Talking of LAL「第21話 水中のエンドトキシンはどこまで測れるか」

本記事は、和光純薬時報 Vol.63 No.4(1995年10月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

リムルス試験によるエンドトキシン測定法は、主に医薬品の安全性試験として発展してきました。医薬品に許容されたエンドトキシンレベルは、例えば「注射用水」の場合 0.25EU/mL であり、現在のエンドトキシン検出技術から考えると、かなり高濃度であると思われます。 もちろん、測定への影響が強い薬剤の場合は希釈が必要ですから、実際にはかなり低濃度のエンドトキシンを測定する必要があります。また、製造用の水の...

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